「自衛隊」と呼ばれた守備職人も…プロ野球“名脇役”列伝

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 世界情勢が緊迫し、これまで専守防衛の立場を守ってきた自衛隊が大きな注目を集めるなか、プロ野球界にもかつて“自衛隊”と呼ばれた守備職人が存在した。打力は今ひとつながら、球界きっての守備のスペシャリストとしてチームに貢献した名脇役たちを紹介する。【久保田龍雄/ライター】

 毎年打率2割前後と打撃面では目立った成績を挙げられなかったものの、守備が一流だったことから、“自衛隊”の異名をとったのが、大洋の遊撃手・米田慶三郎である。

 1968年、「年齢的にも最後のチャンス」の25歳でプロ入りすると、守備範囲の広さと強肩でアピールし、5年目にショートのレギュラーポジションを勝ち取った。...

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