ソメイヨシノの下敷きになった人も… 「桜の名所はどこも危険」と樹木医が指摘する理由

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 パンダがいなくても、上野には桜がある!とばかりに、桜の下にシートを広げて花見を楽しむ人々の姿が。3月22日の東京・上野公園は大混雑だった。しかし、その桜をよく見ると……。

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切り株状態の桜も

 まだせいぜい一分咲きの桜は、上部の枝のほとんどがバッサリと切り落とされている。実はこれ、安全対策。園内各所に「強風時には、枝折れや落枝が発生する場合があります」と掲示して注意を促している。

 実際に都内では事故も起きている。3月7日には世田谷区の砧公園で高さ10メートル以上ものソメイヨシノが倒れ、女性が下敷きになりけがをした。桜の名所の一つでもある千代田区・靖国神社前の靖国通りの桜も倒木や枝折れの危険があるとして18本が伐採され、現在は切り株状態。さらに、江東区の辰巳の森緑道公園の桜も20本ほど伐採されている。上野公園にも伐採された後の切り株が多数ある。

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