「裏金問題の戦犯中の戦犯」が“復権”に前のめり 「多くの議員は冷ややかな目で…」

国内 政治

  • ブックマーク

 自民党旧安倍派の裏金問題で、政治資金収支報告書に100万円の不記載が発覚。1年間の党員資格停止処分を受け、昨年4月に処分期間が満了した西村康稔選挙対策委員長(63)の手腕に注目が集まっている。

 ***

“みそぎが済んだ”

「西村氏は2月の衆院選の後で党四役に抜てきされました。以降は“みそぎが済んだ”とばかりに、若手や中堅議員の旧安倍派への囲い込みと見られる動きを活発化させているんですよ」

 と言うのは政治部デスク。かねて“首相を目指す”と公言している西村氏だが、

「国民の政治不信を招き、いまも続く参院の過半数割れを招いた張本人の一人。多くの議員は“いかがなものか”と冷ややかですよ」

 先月下旬、都内で旧安倍派の会合が開かれた。出席者の一人によると、

「呼びかけたのは、旧安倍派の幹部だった西村氏と萩生田光一幹事長代行の二人。出席したのは“裏金議員”と後ろ指を指されて一昨年の衆院選で落選を喫し、2月の選挙で国政に戻った“復活組”が中心でした」

 西村氏は次のようにあいさつしたという。

「選対委員長らしく“次の選挙は始まっている”“高市早苗首相を支えていこう”と。ただ、“これからも集まろう”と付け加えるのを忘れていませんでした」(同)

 言葉通り西村氏は、萩生田氏と共に、今月12日夜にも都内の焼肉店に旧安倍派のメンバーを集めた。

「この日は、2月末の会合を欠席した松野博一組織運動本部長の姿もありました。今回の衆院選で初当選したばかりの新人議員が数人いたのも印象的で、聞けば西村氏があちこち声をかけて、かき集めたそうです」(同)

次ページ:拭えない不信感

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。