中国人観光客は「日本の代わり」に韓国へ…にぎわいの陰で“排便テロ”“スタバ焼酎”の記憶が生む冷ややかな視線
排便テロ、スタバで焼酎
昨年のビザ緩和以来、SNSで拡散される中国人のマナー違反に韓国人は眉をひそめる。済州島(チェジュド)の路上で平然と排泄をした中国人にはじまり、朝鮮王朝の王宮だったソウルの景福宮でも石垣の下で排便する中国人が目撃された(別記事「『国を汚すのか』子供に路上で“大”をさせた中国人に韓国社会のドン引き 若年層で“嫌中”高まる」参照)。公共の場での排便は韓国人が知っているだけで4件もあり、”排便テロ”という言葉まで生まれた。他店で買ったチキンと焼酎をスターバックスに持ち込んで大声で騒ぎながら飲み食いしたりする中国人グループも話題になった。韓国人感情を逆なでするマナー違反が相次ぎ、世論を悪化させている。
最近、オンラインコミュニティで議論を呼んだ動画がある。黄色い服を着た7人組が顔を隠したまま、どこかに向かって礼をしたり奇妙なポーズを取ったりしている映像だ。韓国の地方にある有名観光地で撮影されたものと見られ、この動画には「中国人団体客の奇行」というタイトルがつけられ、中国人への否定的なコメントがあふれた。
専門家は、彼らが「カルト」的な儀式を行ったと分析する。中国国内でカルトイベントに対する取り締まりが厳しいため、韓国でこれを行っているとの指摘もある。
2月2日には、50代と60代の中国人が韓国人の警備員を暴行する事件がソウルで発生した。容疑者が、警察の調査が始まる前に中国へ出国してしまったことで、さらなる批判を呼んでいる。
もちろん、中国人観光客が金を落とすことで韓国内の売り上げが伸び、観光産業が活気づくという側面はあるだろう。しかし、人気店が中国人観光客に占拠され、店頭の商品が買い占められたりする現状もあり、韓国人は顔をしかめる。やはり中国人観光客を諸手を挙げて歓迎する雰囲気にはなりにくい。依然として、彼らに対する強い警戒心が拭い去れないのが実情だ。
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