「仕事・育児・96歳義祖母の介護」トリプルケアのリアル 元タレント・岩佐真悠子、介護福祉士に合格 39歳の挑戦

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15歳で芸能界入り

 元タレントの岩佐真悠子さん(39)が今年3月、国家資格の「介護福祉士」に合格した。15歳の時に芸能界入りし、俳優・タレントとして活躍したが、2020年に芸能界を引退。その後、介護の道へ進み、現場で働きながら介護の魅力を伝えてきた。勉強嫌いを自認するが、どのように資格取得に挑んだのか。(全3回の第1回)【福嶋剛/ライター】
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 現在、介護職員をやりながら、介護を知ってもらう活動をしています。その中で、みなさんに信頼してもらうために、何かが必要だなって以前から思っていました。そこで勉強が大嫌いでしたが、高校受験以来となる勉強をして介護福祉士という国家資格に挑戦したんです。

 介護福祉士とは、介護分野における日本の国家資格です。資格を取る事で知識や技術が向上し、利用者さんやご家族に対して介護用具の使い方や自立した生活を送るためのアドバイスを行いやすくなります。また、現場のリーダーとして他のスタッフに指導をすることも増え、キャリアアップに役立ちます。

 また、資格手当がつくので給与面や待遇面がアップします。この点は大きいですね。施設側にとっても有資格者が多いことで、事故のリスクが減り、サービスの質が向上することで評判が良くなり、入居率も上がり、経営も安定します。

 取ろうと思って、すぐに取得できるかというとそうでもないんです。いくつかの方法(ルート)があるのですが、一般的には「実務経験ルート」と言って、現場で3年以上の実務経験を積んでから国家試験を受験する方法があり、私もその方法で受験しました。

 具体的には、職員として現場での経験をしながら1年目は「介護職員初任者研修」というのがあって介護の基礎を学び、2年目、3年目の間に介護福祉士の試験を受けるための必要な研修(実務者研修)を受講します。

 介護プランの立て方や「たんの吸引」「経管栄養」といった医療的ケアの基礎知識などをテキストを使って受講し、修了評価として実技と学科のテストを受けます。

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