WBC連覇を逃すも…MLBで“二刀流”復活を期す「大谷翔平」が視野に入れる“メジャー最高の栄誉”
「投手・大谷」に起用法は?
侍ジャパンがワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝でベネズエラに敗れた。4強進出が叶わなかったのは、6回目を迎えた今大会が初めて。侍の選手たちは、この悔しさをペナントレースで晴らそうとしているが、ドジャース・大谷翔平(31)の「投手起用」についてはドジャース首脳陣も結論を出していないようだ。
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「3月18日(現地時間)のジャイアンツとのオープン戦に先発し、4回3分の1を投げて被安打1、無失点と好投しました。今季の大谷は、投打の二刀流で本格的に復帰すると、アメリカのファンも注目しています」(現地記者)
WBCでの大谷は「打者のみ」の出場となり、ペナントでの「投手」としての調整が大幅に遅れていると見られていた。しかし、この日の大谷は最速99.9マイル(約160.7キロ)も計測し、その心配も跳ね除けた。現地メディアは大谷の快投を絶賛していたが、デーブ・ロバーツ監督を始めとするドジャース首脳陣はそれに関するコメントを出していない。
「打者出場のみとなったWBCの影響で投手としての調整が遅れ、二刀流での出場は4月下旬になるとされていました。でも、WBC期間中も大谷は投手の練習を想像以上にやっていたようですね」(前出・同)
投手練習と聞いて真っ先に思い出されるのが、神宮球場で行われた3月10日のライブBPだ。 一次ラウンド最終ゲーム、チェコ戦が始まる前のことで、報道陣の目を盗むため、チェコ代表選手の試合前インタビューの時間帯にぶつけ、神宮球場を見下ろせる周辺施設のカーテンまで下ろされる厳戒態勢のなかで行われたことは既報通りだが、こんな情報も聞かれた。
「大谷のライブBP登板に駆り出されたのは小園海斗(25)、牧原大成(33)らです。チェコ戦の行われた東京ドームに移動してからもブルペン入りしていますが、そのパートナー役を務めたのは坂本誠志郎(32)。侍ジャパンも一丸となって大谷の投手調整に協力していたわけです」(前出・同)
侍ジャパンがベネズエラ戦に挑む2日前の3月12日(現地時間)のことだった。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が「ヤマモトはベネズエラ戦に先発した後、ドジャースに帰ってくる」と言った。翌日、ロバーツ監督は「ワタシの勘違いだった」と訂正しているが、侍ジャパンの井端弘和監督(50)が、山本由伸(27)の先発を発表したのも、勘違い発言が出た12日……何が言いたいのかというと、大谷、山本のコンディションは逐一、ドジャース側に報告されていた、ということである。
「アナリストとして侍ジャパン入りした、ウィル・アイアトン氏(37)が報告していました。日本人メジャーリーガーには所属球団のトレーナーなどが個々についており、やはり体調面が球団に報告されています。WBC中の投手練習についても、ドジャースから指示を受けていました」(NPB関係者)
また、侍ジャパン合流前、スプリングキャンプ中の大谷を取材した米国人記者はこう言う。
「米アリゾナ州で投手調整を行いましたが、大谷は右肩を少し下げて投げ下ろす、新たな投球フォームに改造中でした。自主トレ期間中も、右足だけスパイクを脱いで壁当てをするなど、変わった練習をしていました。強い直球を投げることを意識していたようです。WBC中も投球練習もやっていたとはいえ、オープン戦で実戦を積み重ねてきた他投手の仕上がり具合には適いません。18日のジャイアンツ戦は『調整不足でも好投した』、『大方の予想よりも大谷の調整は進んでいる』と引いて見るべき。調整不足でも相手打線を抑えたのはさすがですが、すぐに先発ローテーションでフル回転させることはないでしょう」
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