横尾忠則の芸術の原動力は“矛盾” 「時と場合によって二つの性格を使い分けている」

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 時々、自分の性格について考えることがあるけれど、どうもわからない。性格は生涯変らないといわれるが、もし、そうだとしたら、考えても仕方ない。もう、これで行くしかないということになりますね。

 どうも僕の性格は矛盾に満ちているように思います。二つのものが論理的に整合しないことが度々あります。それを上手く使い分けているように思うのです。もし矛盾のない整合的な性格だったらいつも首尾一貫していて、他人からは評価されるかも知れないけれど僕的には息がつまりそうになって、ワーッと叫んで、筋道が立たない不条理な言動に走りそうな気がします。...

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