「侍ジャパン」世界にバレた阪神「W大砲」の衝撃…「佐藤輝明」を“天才”と断言できる理由、「森下翔太」が尊敬する“メジャーの怪物”の名前を「元阪神4番」が証言

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カットボール対策

 佐藤も森下もメジャーに高い関心を持っている。佐藤は順当にいけば最短で2029年のシーズンで海外FA権を取得する。さらにアメリカのスポーツ専門局・ESPNは3月、「今年のオフにポスティングでメジャー移籍が実現する可能性がある」と報じた。

 広澤氏は佐藤の場合、「メジャーで活躍できるかどうかは、苦手なインハイをどう修正するか、それとカットボールに対応できるかどうかにかかっています」と言う。

「メジャーには『ストレートより速いカットボール』を投げる投手が少なくありません。プロ野球の経験から日本の打者は『速い球はストレート』という“常識”が強固なので、渡米して『見たこともないほど速い変化球』を投げ込まれると対応できないのです。ヤンキースの守護神として知られたマリアーノ・リベラ投手は、この超高速のカットボールで打者を翻弄しました。おまけに打者が必死でバットに球を当てても、カットボールはボテボテのゴロか凡フライに終わることが多いのです」

「ビルドアップ」の必要性

 森下の場合、広澤氏は「個人的な見解なのですが、今年は首位打者を狙ってくれると面白いのではないかと思っています」と言う。

「もちろんホームランも期待したいのは言うまでもありません。しかし、あれだけバッティングに隙がないとなれば、打率を狙うとどうなるのか見たいのです。もし首位打者が実現したとなると、その先には三冠王が待っているはずです。ただ、森下選手はまだまだ成長する必要があります。それは体型です。大谷選手が今も体作り、つまり『ビルドアップ』に励んでいるのは、野球ファンなら誰でも知っているでしょう。まだまだ森下選手は体を鍛えるべきです。特にメジャー移籍を視野に入れているのなら、なおさら自分の肉体を『筋肉という鎧』で強固に覆わなければなりません」

デイリー新潮編集部

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