センバツ高校野球 「県外出身選手」が最も多い高校はどこか ベンチ入りの95%が「野球留学生」チームも

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 3月19日に幕を開ける“春の甲子園”こと選抜高等学校野球大会。第98回となる今年からDH(指名打者)制が採用される。先発投手がDHを兼務できる、いわゆる“大谷ルール”である。全国32校の中から“第2の大谷翔平”が現れるのか興味は尽きないが、応援する上でちょっと気になるのは……。

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 言うまでもないが、地方大会の優勝校が出場する夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)とは違い、“センバツ”は選考委員会によって出場校が決められる。そのため出場校のない地域が出てくる。今年で言えば、秋田、山形、福島、茨城、群馬、富山、石川、福井、長野、静岡、京都、和歌山、岡山、鳥取、愛媛、大分、佐賀、宮崎がそれにあたる。けっこうあるものだ。もう少しなんとかならないものかと思う人もいることだろう。やはり地元の高校を応援したいからだ。

 もっとも、地元の高校だからといって、選手たちも地元出身とは限らない。私立高校が有力な中学生を全国から引っ張ってくる“野球留学”も近年は当たり前となっている。無論それが悪いということではないのだが、2001年に“21世紀枠”が設けられた際には、そうした野球エリート校の歯止めも目的の一つという声があった。

 実際、今大会に21世紀枠で出場が決まった高知農業と長崎西は共に県立で、レギュラー選手はもちろんベンチ入りする20人の選手も全員が地元出身である。今回、地元出身の高校生で固められたチームはこの2校だけだ。しかも、高知農業は初出場、長崎西は75年ぶり2回目の出場である。そんなチームなら高知県民、長崎県民でなくとも応援したくなってくる。

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