「好きな還暦女優10人」に一人だけ異質の存在が… “過去の栄光”にすがる女優、すがらない女優の差
タレントとトレンディ女優が…
森尾由美と鈴木保奈美が同率5位という事実に、宝泉さんは驚きが隠せない。
「デビュー背景も歩みも異なる二人が同じ票数に。森尾は“不作の83年組”と言われながらも、トーク番組のレギュラーで生き残った。持久力の勝利もありますが、長年番組内で“二の線”をキープできていることも大きかったのでは」
トーク番組「はやく起きた朝は…」で森尾は松居直美、磯野貴理子と共演している。
「3人の中で森尾は、もっともきれいめポジにいる。視聴者にとって、ずっと“いちばん可愛い”印象が続いたことが勝因だったと思います」
一方、鈴木はトレンディドラマの象徴的存在として頂点を極めた女優。
「鈴木保奈美は実績からすれば、もっと上でもおかしくない。ただ、同い年に木梨憲武と結婚した安田成美が2位にいるのを見ると、石橋貴明と離婚したことがマイナスの印象を与えた可能性はありますね」
積み上げ型の森尾と、実績からは控えめな結果の鈴木。同順位でも意味合いは異なる。
4位は順当、3位は大穴
4位の君島十和子については、宝泉氏も「順当」と断じる。
「美容家、実業家として成功し続けている。嫁ぎ先のピンチも潜り抜けた手腕は、単なる“元女優”ではない評価がされて当然かもしれません」
変わらぬ美貌のみならず、セレブライフを発信し続け「成功」を可視化。ランキングは、その手腕も織り込んだ結果だという。
さて、3位の森口瑤子は、宝泉さんいわく「ランキング中、もっとも大器晩成型」だ。
「若い頃の代表作の貯金ではなく、人気ドラマ『相棒』の小料理屋の女将役で存在感を確立しました。高樹沙耶、鈴木杏樹に続いて3代目のマドンナですが、2020年、シーズン18最終話からの登場なので、実はまだ日が浅い。長寿ドラマの歴史からするとわずかな期間なので、この順位はすごいことですよ」
「和服美人」というワードが似合う人ナンバーワン、と太鼓判を押す。
「TBS系『プレバト』でも俳句で好成績を残しており、『KIMONOIST(キモノイスト)2024』もとっている。古い言い回しですが、“赤丸急上昇”のシンデレラだと思います」
今回、もっとも“現在進行形”で評価された一人だ。
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