住宅ローンを抱える中高年が投資なんて“NISA貧乏”まっしぐら…専門家がNISA投資よりも「繰り上げ返済」を強く勧める納得の理由

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 第1回【片山さつき財務相も「ショック」…日本の若者が“NISA貧乏”に陥る決定的な理由 専門家は「年収1年分の貯蓄がない若者はNISAに手を出してはダメ」と指摘】からの続き──。国会の場で“NISA貧乏”という言葉が飛び出し、話題を集めている。3月10日の衆議院財務金融委員会で、国民民主党の田中健議員が片山さつき財務大臣に「若者のNISA貧乏」について質問したのだ。(全2回の第2回)

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 担当記者は「田中議員は20代や30代の若者は公的年金に失望しており、老後のため今の生活費を削ってもNISAに投資していると懸念を示しました」と言う。

「片山さつき財務大臣は答弁で『ちょっとショックを受けたところです』と素直な気持ちを吐露しました。このやり取りにSNS上では様々な意見が投稿されましたが、質問の趣旨から一種の“若者論”にも発展したのです。しかし本来は“NISA貧乏”に年齢は関係ありません。SNSやネットメディアの記事を読むと、中高年でもNISAに投資し過ぎて家計が破綻したケースがあったり、経済アナリストの故・森永卓郎さんが『中高年は絶対にNISAに手を出してはダメ』と訴えていたことが分かります」

 投資に詳しい経済ジャーナリストの荻原博子さんは「中高年でローンを抱えているにもかかわらず、NISAに投資している人もいます」と呆れる。

「これは“NISA貧乏”どころか、資産を失いかねない最もリスクの高い選択だと声を大にして言いたいですね。物価と金利の上昇、リストラによる失業の可能性が高まっているのが今の日本経済です。だからこそ『借金ゼロ』が最もリスクが低いのです。特に気をつけてほしいのが変動金利で住宅ローンを組んでいる人です。変動金利の場合、急激に金利が上昇しても返済額を一定に保つ『5年ルール』が設けられているのですが、そこには思わぬ落とし穴があるのです」(同・荻原さん)

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