「10年独裁」「6選確実」でも「暴力根絶」に“本気度”は見えず 「八角理事長」の“元照ノ富士・処分”が大甘になりそうな呆れた理由 「伊勢ケ濱部屋は“取り潰す”には大きすぎて…」
在任期間11年
折しも相撲協会では、今場所で理事の任期(2年間)が切れる。場所後に行われる評議員会で新理事が承認され、その互選によって新理事長が決定される。理事の立候補は既に締め切られているが、4期連続で無投票となり、八角理事長の6選も確実な状況だ。それに突如、暗い影を落としたのが今回の騒動である。
「八角親方は、2015年、北の湖理事長の急逝で急遽、後を引き継ぎましたが、その後は、貴乃花や白鵬など、協会に異を唱える元・大横綱たちを遠ざけ、結果的に退職に追い込みました。既に在任期間は11年間に及び、“一強体制”が築かれています。確かにこの間、インバウンドの影響で2年間続けて満員御礼が継続するほど、観客動員は増えた。しかし一方で、暴力事件対応などはとても十分とは言えません」(前出・記者)
そのひとつの証左が、協会の設置するコンプライアンス部の人事だ。ここは法令順守を司る部署で、現在のトップは勝ノ浦親方(元幕内・起利錦)であるが、
「現役時代の実績に乏しく、車椅子や松葉杖で移動していたほど身体が悪い。厳しい指導など出来るわけがない。その前任の花籠親方(元関脇・太寿山)もそうですが、同部のトップは定年を迎える理事の指定席となっています。八角親方が暴力根絶に本気ではないと見られても仕方ありません」
盤石の八角体制を襲った一大スキャンダル。注目の処分は果たしてどうなるのか。現執行部の願いは今場所、安青錦が綱取りに成功し、話題が暴行事件から少しでも逸れることだという。
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