女性関係、倒産、息子の死…「萬屋錦之介さん」の激動人生、病魔に奪われた「惚れ惚れする口跡」

エンタメ

  • ブックマーク

 1997年3月10日、俳優・萬屋錦之介さんが64歳で死去した。その早すぎる死は今もなお、こと時代劇の世界において大きな損失だったといわれている。

 歌舞伎役者の御曹司として生まれたが、映画界に転身して大成功。東映時代劇の黄金期を築き、後にテレビの時代劇ドラマでも数々のヒット作を生んだ。「一心太助」「宮本武蔵」「武士道残酷物語」「長崎犯科帳」「子連れ狼」「鬼平犯科帳」……数多い出演作からベストワンを決めるのは至難の業だ。

 結婚と離婚、再婚、美空ひばりさんとの交流など、私生活の話題も豊富だったが、病魔との闘いでも注目されていた。...

つづきを読む