「高木美帆」の気になるセカンドキャリア 「自民党大会」にサプライズ登場の過去 裏にはドン「橋本聖子」議員の存在が
「トレセンを陳情」
しかし、先に述べたように、抜群の知名度と名声を誇る選手である。競技関係者以外にも、彼女に食指を伸ばす向きがあっても少しも不思議ではない。姉・菜那がタレントとしても活躍していることからもわかるように、芸能事務所が興味を持ってもおかしくないが、気にかかるのが「政界」の動きだ。高木の場合、自民党とはもともと縁がある。党大会にゲストで呼ばれた過去があるのだ。
2018年3月25日。ひと月前に閉幕した北京五輪で金・銀・銅すべてのメダルを手にした高木はこの日、都内のホテルで開かれた自民党大会にサプライズで登場。あいさつを行っている。
意外な組み合わせだが、その様子を当時の新聞はこう伝えている。
「高木美帆、首相に冬季向けトレセンを『陳情』 自民大会」(朝日新聞)
「高木は安倍晋三首相に対し、冬季競技専門のナショナルトレーニングセンターの建設を直談判」
「これから、日本の冬季スポーツはどんどん強くなる。地元の後輩も力を伸ばしている」として、選手育成のための環境整備向上が必要だと、訴えた」(日刊スポーツ)
いきなり対談が…
これではまるで、高木自らが陳情のために積極的に参加したように聞こえる。しかし、現場にいた者の感想はこれとはだいぶ異なっていたようである。2018年3月26日配信の「デイリー新潮」記事では、党大会の出席者に取材。こんな話を聞いている。
「大会が始まると、いきなり高木選手が登場しました。それから自民党参議院議員会長を務める橋本聖子さんと対談を行ったんですね」
「麻生財務相にご理解を」
言わずと知れたように、橋本氏はスピードスケートや自転車で五輪に7大会出場する一方で、自民党から参議院議員に出馬し、現在、当選6回。自民党参院議員会長や五輪担当相を務めた重鎮だ。先の東京五輪でも組織委員会会長を務め、現在はJOCの会長に。他にもスケート連盟の会長を務めるなど、スケート界のドンであり、日本スポーツ界の“顔”的存在である。過去には、その“特権”を利用し、フィギュアスケートの高橋大輔選手にキスを強要した――などとも報じられてきた。
「団体パシュートで金メダルを取った立役者、日本チームの中長距離ヘッドコーチでオランダのプロコーチだったヨハン・デビットさんの話題になり、高木選手が『金銭面でも大変だったんです』と明かすと、橋本議員が『麻生財務相にご理解をいただいたからで、ありがとうございました』と礼を言う、といったやりとりだったんですが、気になったのは高木選手の服装と、何より表情でした」
各紙では表情も晴れやかな笑顔を浮かべた様子が写真で紹介されている。ところが現場で目撃した参加者たちは「全く違う印象を持った」という。
「何よりも高木選手は疲れ切っていました。はっきり言って、スケート連盟の会長でもある橋本議員が無理矢理に引っ張り出したとしか思えません。メイクも最小限だったはずです。ナチュラルメイクと言えば聞こえがいいのでしょうけれど、疲労感が滲んでいては意味がないと思いましたね」
高木は五輪の後も大会に出場を続けていて、W杯の最終戦が終わったのは18日だった。この時は疲労の極限だったのであろう。会場でも同じような感想を持った人は少なくなかったらしく、女性参加者の周囲からも「高木選手がかわいそう」という同情の声が漏れていたという。
報道された「陳情」も、橋本氏から「何か(陳情)ない?」と促されて出た発言。少なくともその様子からは、自ら望んで登壇した――という印象は一切感じ取れなかったという。
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