日曜夜の「バラエティ戦争」に異変…「バナナマンのせっかくグルメ!!」がついに「イッテQ!」を打ち負かした
日村の好感度
「『せっかくグルメ』は2度もレギュラー打ち切りという辛酸をなめながらも、最初のレギュラー化から数えて10年以上の歴史があります。打ち切り後も不定期特番であったりBS-TBSで再放送されたりと人気を保ってきました。それが今になってようやく花開いたということなのかもしれません」
デイリー新潮はかつて「バナナマン日村が『せっかくグルメ』で見せる食べっぷり 業界からは“新・食レポ王”の声」(2022年10月23日配信)で、日村勇紀(53)の食べっぷりと番組を楽しむキャラが業界で高評価されていることを報じた。
「日村がブレイクしたのは元NHKの神田愛花アナと結婚したことが一因かもしれません」
2人は18年に結婚した。
「神田アナは結婚後、レギュラー番組の『ぽかぽか』(フジ)やゲスト出演した『踊る!さんま御殿!!』(日テレ)などで、夫の日村のことをしゃべりまくっています。おかげでそれまで“キモキャラ”だった日村の好感度が上がり出したのです」
それまでは相方の設楽統(52)のほうがピンでの活躍は目立っていた。
「日村の好感度が上がると、21年からNHKが彼をピンで起用した『ひむバス!』を不適放送するようになり、25年からレギュラー化。同年、日テレでは日村とSnow Manの佐久間大介をMCに起用した同じく単発特番だった『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』がレギュラー化されました」
アイドルと組ませるとは好感度も上がったものだ。
豪華ゲストをロケに
「さらに、コンビ仲の良さも好転しました。かつてのやすし・きよしやダウンタウンのように、お笑いコンビは仲が悪い、悪くはなくても普段は一緒にいないほうが売れると言われていました。ところが、最近は世相なのか、普段から一緒にいて仲が良いことを謳うコンビのほうが売れています。その筆頭がサンドウィッチマンとバナナマンでしょう」
その波にも乗ったということか。
「TBSではこの2組の冠番組『バナナサンド』が2021年からレギュラー化され、ゴールデン御用達コンビとなっています。そして『せっかくグルメ』のほうは、番組終了後に始まる日曜劇場などの番宣のため、大物俳優がグルメロケをこなすようになりました。昨年は松たか子や広瀬すず、阿部寛、妻夫木聡、福山雅治、大泉洋、鈴木亮平などもゲスト出演しました」
今年も阿部サダヲと河合優実、櫻井翔などが出演している。
「他局であれば番宣はスタジオでするのが普通ですが、『せっかくグルメ』では普段は世間と接すところが滅多に見られないゲストをグルメロケに引っ張り出すわけですから、その姿も貴重です。おかげで番組に新たな視聴者を引っ張ってこられるわけです」
それが民放トップとなった理由である。
「『イッテQ!』の経年劣化や『ポツンと一軒家』のネタ切れも味方していますが、そもそも『せっかくグルメ』は作りがシンプルでネタが尽きないグルメ番組ですからね。明日から会社だ、学校だと憂鬱になりがちな日曜夜に、ほっこりさせてくれるのも強みです。大河『豊臣兄弟!』がいくら好調でも1年限りの番組です。『せっかくグルメ』の天下が本格的に訪れるかもしれません」






