「内閣が吹っ飛ぶレベルの問題」連発でもビクともしない高市政権の秘密

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こんな政権を見たことがない

 先の衆院選で歴史的大勝を収め、向かうところ敵なしの高市早苗政権。選挙後に実施された報道各社の世論調査によれば、選挙前より上昇した社の方が多かった。ただ、高市氏の就任後、「台湾有事答弁」や「カタログギフト配布問題」、「SANAE TOKEN(サナエトークン)」に至るまで、足元をすくわれかねない事案はそれなりに発生しているが、大きな向かい風にならず微風に留まっているとの印象が永田町にはあるようだ。実際、どのように捉えられているのだろうか。

「解散自体もちろんサプライズでしたし、大勝もサプライズ、そして内閣支持率がその後も下がっていない、下がっているメディアがあっても微減に留まっているのもサプライズです。こんな政権を見たことがないですね」

 と、政治部デスク。

高い求心力がある

 高市政権は2025年10月にスタートした。それから4か月ほどが経過したわけだが、足元をすくわれかねない発言や事案はそれなりにあった。

「台湾有事発言や地元宗教団体から3000万円の寄付を受け取っていた違法献金疑惑、『竹島の日』における式典への“閣僚派遣見送り”、自民党の当選議員全員へのカタログギフト配布、解散時には言っていなかった年度内予算成立のゴリ押し、そして直近のSANAE TOKEN騒動など、あげてみれば確かにそれなりに問題が続いていますね。アメリカのイラン攻撃直後に石川県知事選の応援に出かけたというのも、なかなか大胆な行動なのは間違いないでしょう。冷静に見れば、並の内閣なら吹っ飛んでもおかしくないようなテーマもないわけではないですが、選挙前も後も内閣に勢いがある、高市氏に高い求心力があるという点が大きいと思います」(同)

 補足すれば、竹島に関しては「竹島の日の式典に閣僚を出せばいい。韓国に遠慮する必要はない」旨を首相就任前、高市氏は明言していた。が、結局のところは日韓関係を考慮したか大臣を派遣することはなかった。減税などの政策とは異なり、いわゆる「岩盤保守層」の期待を大きく裏切ったのは事実である。

胡蝶蘭プラス当選回数別に食事会

「たとえばカタログギフトについては配布前から法的問題をクリアできているか専門家にも確認し万全の体制を敷いていましたが、それでも世間の評価を高市氏は気にしていました。強い批判が巻き起こることも想定されましたが、高市氏は“常識の範囲内の金額。食事会苦手だから配ったが批判受けるなら慎みたい”という主張をして乗り切ってしまった。これまでなら“胡蝶蘭プラス当選回数別に食事会”がセットでしたから、高市氏のやり方はかなり異例でした。しかし、歓送迎会などの酒席が苦手で欠席することがとがめられない、逆にとがめる方がパワハラ・モラハラ視される昨今の風潮も手伝い、“食事会苦手”は世間的に受けがよかったのでしょう」(同)

 もっとも、このバラマキに関して批判が盛り上がらないのは、永田町にはスネに瑕持つ者が多いからという面もあるようだ。中道改革連合の小川淳也代表がこの問題を国会で追及する姿勢を見せ始めると、小川氏が自身を追いかけたドキュメンタリー映画のチケットを以前に政治資金で大量買いしていた事実がネットで蒸し返されることになった。

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