キンタロー。が次に“標的”にするのは聖域・真美子夫人? 「りくりゅう」モノマネでバッシング後も攻め続けるのか
ミラノ・コルティナ五輪で金メダルをつかんだ「りくりゅう」ペアのモノマネを披露してバッシングされた、芸人のキンタロー。(44)。キンタロー。ならではの魅力と、それ故にたたかれてしまう事情についてライターの冨士海ネコ氏が分析する。
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ミラノ・コルティナ五輪の銀盤で、「りくりゅう」ペアこと三浦璃来・木原龍一組がつかんだ金メダル。日本中がその喜びに酔いしれる中、芸人・キンタロー。さんが披露した三浦選手の顔マネが、猛烈なバッシングを浴びた。
昔なら「ちょっと似てる!」と笑い飛ばせたはずのパロディーが、なぜ今はこれほどまでに「不敬罪」のような扱いを受けるのか。そこには「推し」を神聖視する空前の推し活社会と、キンタロー。さんという表現者が持つ「拡大鏡のような意地悪な視線」の、あまりに深刻なミスマッチが存在している。
キンタロー。さんの顔マネは、単なる似顔絵ではない。彼女がこれまで切り込んできた面々を振り返れば、その驚くべき「選球眼」と気骨が浮かび上がる。例えばブレイクのきっかけとなった前田敦子さん。キンタロー。さんが追求したのは、国民的アイドルたるかわいらしさの再現ではない。むしろその裏にある、声を震わせるエキセントリックな感情表現という、外見との「ズレ」を徹底的にデフォルメした。
また、浅田真央さんという押しも押されもせぬ人気アスリートに対しては、その天真らんまんな表情を、目を細めて泰然とたたずむ「鈍感さ」のように切り取る。アンジェリーナ・ジョリーさんというハリウッド女優さえも、キンタロー。さんにかかれば、唇を突き出し続ける妙に自意識過剰な女性になる。
さらには、日本初の女性首相となった高市早苗首相に対しても、政治家という堅物なイメージを裏切る「関西の気のいいおばちゃん」的な空気感の笑顔を取り出して見せた。
つまりキンタロー。さんが選ぶのは、いわゆる完全無欠の美人ではなく、美女でありながらどこかファニーな要素があったり、特定の文脈で「おかしみ」が出てしまう隙がある人たちなのだ。
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