元照ノ富士が「弟子を殴打」パワハラの一部始終 「顔面は腫れ上がり、目も開けられないほどに」 “20億円超ビッグプロジェクト”が関係か
白鵬への不信
そもそも殴った伯乃富士との間には因縁があったと話すのは、古参の後援会関係者だ。
「テル(照ノ富士)は相撲留学のため18歳で来日する前に一度、日本に来たことがあります。その時、テルを連れてきたのが白鵬の実父だった。“日本の相撲部屋に入れてやる”と言って、テルの両親からお金まで受け取りながら、入門は実現しなかった。当時、気の毒に思った朝青龍がテルにお小遣いをあげたりしていましたが、自分の父親が原因だというのに白鵬は何もしなかった。結局、テルは失意のうちに帰国しますが、白鵬への不信はこの時から始まっています」
さらに続けて、
「実を言うと、鳥取城北高校に在学していた伯乃富士を“うちの部屋に来いよ”と最初に勧誘したのはテルでした。けれど彼は憧れの白鵬がいた宮城野部屋を選び、その誘いを断ったのです。2024年に元幕内・北青鵬の暴力事案で宮城野部屋は閉鎖され、伯乃富士が伊勢ヶ濱部屋の預かりとなったのは皮肉な話ですね」
処分決定は春場所後
さて、今後の処分はどうなるのか。大阪での朝稽古に姿を見せた伊勢ヶ濱親方に真相を尋ねようとしたが、質問の途中で、
「いいっス」
と一言だけ発すると、その後の問いかけは無視して歩き去った。
協会は処分を春場所後に決定する方針だが、
「角界最大の部屋をつぶすと、その影響は20年に暴力事件が発覚して部屋が閉鎖となった中川部屋の比ではありません。伊勢ヶ濱親方も昨年6月に師匠になったばかりという事情もあり、協会側はソフトランディングしたい模様です。発表の先延ばしは“ほとぼりが冷めるのを待つ戦略だ”とする見方もあります」(前出の相撲担当記者)
3月5日発売の「週刊新潮」では、問題の背景にあるとされる建設費用20億円を超える新部屋プロジェクトの詳細と、改めて注目を集めている伊勢ヶ濱部屋所属力士の改名騒動の裏側について報じる。
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