サラリーマンが息子を「慶應大にほぼ入学保証」のアメリカ高校に留学させたら、学友は「ビジネスクラスで帰国」「ウーバーイーツを注文」のセレブ子息だらけだった

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「スタバ」はやめてドリップコーヒーで倹約

 想定外の急激な円安に泣かされたAさんだったが、「息子の成績はまずまずなので、慶應大学に内部進学できる見込み」という。実はもう一つ忘れてはならない重要なポイントは9月入学・6月卒業である点。慶應大は一部の学部を除けば9月入学はないため、ほとんどの生徒が卒業から翌年の4月まで1年近く「浪人」生活を送らざるを得なくなる。

 超高額の学費に加えて1年進学が遅れるデメリット。はたして「3000万円の価値」はあったのだろうか。

「昼食後のコーヒーもスターバックスなどで買うのはやめて、激安スーパーでまとめ買いしたドリップコーヒーで我慢するなど倹約生活にいそしんできました。ただ、流暢な英語を身につけ、仲良くなった学友たちと慶應での大学生活を楽しみにしている息子を見ると、頑張って良かったと思っています。やはり教育は投資。私も親から支援を受けられたこそ希望の会社に就職でき、満足行く社会生活を送れている。親が子供にしてやれるのは大学までですが、これからの人生で貴重な留学経験を活かしてくれたら嬉しいです」

 現在、高市政権は私立高校の無償化の実現に向けて動いているが、もちろんこのような海外留学は無償化の対象にはならない。

 子供のためにどこまで教育費を出すかは人それぞれだが、この超円安時代に我が子を海外留学させるサラリーマンも実在するのである。

 前編【「慶應大にほぼ入学保証」のアメリカ高校留学に3年間で3000万円 息子のために貯金の半分を投じたサラリーマンが見た「円安地獄」

デイリー新潮編集部

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