いまやドラマに引っ張りだこ「野呂佳代」が異色の政治ドラマに挑戦…「都知事選」を描くフジ“月10枠”にヒットの“当確”は出るか?

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裏方も充実

 都知事選をテーマに、黒木と野呂がぶつかる今作だが、高校時代から演劇部のエースとして活躍していた黒木は、大学在学中に演出家・劇作家の野田秀樹氏(70)のワークショップ参加を経て俳優デビュー。14年公開の山田洋次(94)監督作品「小さいおうち」にて、当時では日本人の女性俳優では4人目となる「第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)」を受賞。その実力が世界に知れ渡った。もともと映画・演劇を主戦場としていたが、連続ドラマ主演でのヒット作となるか。

 一方、野呂は06年にオーディションに合格し、まだまだ黎明期だったAKB48入り。09年からは、すでに解散したAKBの姉妹グループ・SDN48のメンバーとして活動。10年からはキャプテンを務め、12年3月に卒業。プライベートでは、20年11月にテレビディレクターの男性との結婚を発表していた。

「黒木さんは、俳優としての実力も実績も申し分もないですが、それだけでは視聴者にはウケません。一方、野呂さんはバラエティーでいろんな企画をやらされたり、アイドル出身にもかかわらずまるで女性芸人のような扱いを受けたりしています。ところが、映像作品での経験を重ねるうちに確実に爪痕を残すようになりました。ガチの演技派である黒木さんとの化学反応が楽しみです」(芸能担当記者)

 特に今作が業界内で注目を集めているのは、裏方陣の充実がある。

「プロデューサーは、TBS時代に嵐の松本潤さん(42)主演のドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(16年)、松たか子さん(48)主演の『カルテット』(17年)などを手がけ、カンテレ転職後は松さん主演の『大豆田とわ子と三人の元夫』(21年)、長澤まさみさん(38)主演の『エルピス-希望、あるいは災い-』(22年)などを手がけた佐野亜裕美さん。脚本は、三浦しをんさんの原作小説をドラマ化しNHKで放送された『舟を編む』(24年)で数々の賞を受賞した蛭田直美さんが手がけます。先の衆院選は投票率が前回よりもアップするなど、選挙への関心も高まっています。あとは、大島や八丈島など島しょを重視するなど、都知事選独自の戦略や傾向など、あまり知られていない要素を盛り込めば、視聴者の関心を集めることもできるのでは」(同前)

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