70年代「約3億円詐欺」、90年代「銀行支店長射殺」…戦後日本を犯罪で渡り歩いた男の裏街道人生

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「週刊新潮」がその男を最初に報じたのは、1979年のことだった。当時の日本で次々と暴かれた大学の不正入試・裏口入学疑惑に絡み、渦中の私立高校関係者から2億8000万円ものカネを騙し取った詐欺事件。発生から1年以上経ってもその容疑者が捕まらない――という内容だったが、記事の掲載から数カ月後、ついに1人の男が逮捕された。

 近藤忠雄、57歳、逮捕時は前科7犯。「週刊新潮」はその後、2003年まで何度かこの名を報じている。それらを追うと浮かび上がるのは、戦後から令和まで裏街道を歩き続けた男の姿だった。...

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