40歳・大沢あかね、「ポストMEGUMI」最有力か 36歳からの“美人化”で再ブレーク、同世代が熱視線を送る理由

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今年は飛躍の年に

 見た目も変わった上に、美容について語れる人というイメージが定着した。美容本がヒットすると、テレビで取り上げられるだけではなく、広告、イベント、商品監修など、仕事が一気に広がっていく。タレントにとって美容は仕事の枝を増やせる武器でもある。

 MEGUMIも、もともとはどちらかと言えば見た目の美しさを売りにしているタイプのタレントではなかった。しかし、今では完全にイメージが変わった。大沢が「ポストMEGUMI」の最有力候補に見えるのは、そういう部分でも共通するところがあるからだ。彼女にとってもMEGUMIは憧れの存在であり、会うたびに美容の知識に関して質問攻めにしているという。

 大沢の強みは、美容の語り口が上から目線ではないことだ。「美のカリスマ」のような感じではなく、「マイナスからのスタート」「遅く始めたけど変わった」という話だから、多くの女性が親しみを感じやすい。

 美容系のタレントは「美人であればあるほど人気が出る」というものではない。むしろ、挫折した経験を持っていたりして、自分の弱い部分をはっきり言語化できる人の方が信頼される。大沢はそういうところを自分の言葉で話せる。

「美人化」によってバラエティでの扱われ方も変わるだろう。今まではにぎやかし役のように思われていたが、美容キャラが身につくことで周囲の扱いも変わる。それが本人の自信にもつながって、仕事の幅を広げやすくなる。今年は彼女にとって飛躍の年となるだろう。

ラリー遠田(らりー・とおだ)
1979年、愛知県名古屋市生まれ。東京大学文学部卒業。テレビ番組制作会社勤務を経て、作家・ライター、お笑い評論家に。テレビ・お笑いに関する取材、執筆、イベント主催など多岐にわたる活動を行っている。お笑いムック『コメ旬』(キネマ旬報社)の編集長を務めた。『イロモンガール』(白泉社)の漫画原作、『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)、『とんねるずと「めちゃイケ」の終わり 〈ポスト平成〉のテレビバラエティ論』(イースト新書)、『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』(光文社新書)、『松本人志とお笑いとテレビ』(中公新書ラクレ)など著書多数。

デイリー新潮編集部

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