「ここに置いた女性の遺体がない!」 昭和史に残る「ホテル・ニュージャパン」大火災…警視庁捜査一課長が気づいた“異変”の正体とは

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 昭和57年2月に起こった「ホテル・ニュージャパン火災」の衝撃は凄まじいものだった。激しい炎が迫る客室の窓にしがみつきながら、助けを求める寝間着姿の宿泊客――。都心にそびえる大型ホテルが、あっという間に火に包まれる。ニュース映像や報道を見て、あらためて火災の怖さを認識することになるが、その最前線の現場はどうなっていたのか?(全3回の第2回)

 ホテル・ニュージャパン(以下、ニュージャパン)火災で出場した特別救助隊(特救隊)は8隊。東京消防庁警防部の記録によると、顕著な活動をしたのは永田町特救隊と芝特救隊だった。...

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