TOEIC 965点・英検1級…元銀行員の23歳モデル、英才教育の果てに見た「中途半端な自分」
もともとは引っ込み思案
もともとは引っ込み思案な性格で、人前で話すのは苦手だったんです。さらに、一人っ子ならではのマイペースさもありました。海外での体験がなければ、今のように顔を出してモデルのような仕事をやっていなかったと思います。
大学は法政大学グローバル教養学部(GIS)に進学しました。指定校推薦での入学です。帰国子女が集まっていて、少人数制で、授業はすべて英語でした。今までの英語の“熱”を絶やしたくないと思い、勉強を頑張りました。
卒論は「英語教育について」。私自身、12年間、英語の英才教育を受けたんですが、それなのにネイティブじゃないことに“わだかまり”があったんです。どうすればネイティブになれるのかについて、卒論を書きました。
銀行に入ってからも、英語は重要でした。内定後の大学4年の時、最初に受けたTOEICスコアは765点でした。その後、銀行の英語プログラムのおかげで、965点まで上げることができました。英検は1級を持っています。
銀行では、証券外務員などの資格取得数やTOEICのスコアがランキング形式で示されるんです。資格の取得数によってランクが変わり、そのランクによって月収も変わるようなシステムです。
公認会計士のような大きな資格もあれば、TOEIC何点とか英検とか、そういった語学の資格もありました。項目ごとに点数が振り分けられていて、ランキングが一覧で出ていました。
私は英語ができたということもあって、滑り出しはよかったんです。ただ、入社後は、そこから銀行業務検定のような専門的なものをたくさん取らないといけませんでした。覚えることも多い1年目で、モデル業も並行してやろうとしていた私は、ちょっとやばいなと感じていました。
同期は入行前から勉強して、資格をどんどん取っちゃうような、真面目な人が多かったです。私は英語以外の資格については同期より遅れていました。これから、自分の時間を全部資格取得に費やさないと、多分この遅れは取り戻せないなと思いました。
そうした環境もあって、どれも中途半端になっていく自分に気づき、どちらかに集中しようと思うようになりました。
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第3回【19歳でAKB48オーディションに落選…23歳モデルが明かす「アイドル挫折」と「お堅い銀行」を選んだ理由】では、佐野がAKB48などのアイドルを目指した大学時代、就職活動を振り返る。
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