いがぐり頭に学ラン姿で…「加藤一二三さん」の若かりし頃 「“神武以来の天才”と呼ばれていた」
いがぐり頭に学ランで盤面をにらみつける少年――。これが誰なのか、すぐに分かる人はそう多くはいまい。将棋界の重鎮でレジェンド。1月22日、都内の病院で、肺炎で亡くなった加藤一二三・九段(享年86)のかつての姿である。
***
高校3年生の1958年3月、史上最年少の18歳で八段に昇格する直前、「週刊新潮」が密着した際の一コマで、「神武以来(じんむこのかた)の天才」と呼ばれ出した頃のものだ。
加藤さんは福岡県に生まれ、小学校6年生から京都の南口繁一・八段の下で修業し、史上最年少の14歳で棋士になる。...

