女性噺家として初の真打単独昇進「春風亭一花」 兄弟子は「落語本来の面白みを感じさせてくれる」と太鼓判

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夢は「中井貴一」

 先の「NHK新人落語大賞」の決勝では、古典の「厩(うまや)火事」を演じて大賞に輝いた。一方では平安絵巻「源氏物語」を大胆にアレンジして、小学生女子二人の視点で語る「一花絵巻~げんじものがたり」といった、新作の制作にも取り組んでいる。

「兄弟子の一之輔も“性別を感じさせない、落語本来の面白みを感じさせてくれる若手”と太鼓判を押しています。真打昇進が発表された当日には、自身のXに“おめでとう”と投稿していましたね」

 5年前に同じ「NHK新人落語大賞」を受賞していた上方落語の人気者・桂二葉(によう・39)とは、女性同士で大の仲良し。NHKの不定期放送の演芸番組「よせによせ」では、ともに聞き役を務める間柄だ。

「3回目の放送では一花が学生時代に注目していたという、劇団『大人計画』の松尾スズキ(63)がゲストに招かれていました。夢は大ファンの中井貴一(64)を番組に迎えることだとか」

 落語界に初めて女性真打が誕生してから三十余年。一花は今後も高座名を変えず、師匠が付けた名で活動を続けるそうだ。

週刊新潮 2026年1月29日号掲載

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