「女のくせに夜勤なんかして」「46歳だけど2人産めます」婚活のプロをあ然とさせた「今年も絶対に結婚できない」人たち
【前後編の前編/後編を読む】相談所入会3か月で“年収1000万円超”男性3人が求婚…30代シングルマザーに学ぶ「再婚活」術 婚活のプロが解説
「カウンセリング中に突然、私のプライベートに関することを聞いてくる人もいるんですよ。自身の結婚相手を探すためにここに来ているのに、なぜ平気で関係ない話をしたがるのか意味が分からない……」
というのは、東京・青山の人気結婚相談所「マリーミー」代表でカリスマ婚活アドバイザーの植草美幸氏だ。2009年から累計1,300組以上を成婚に導いた植草氏は、これまで数多くの婚活希望者と向き合ってきた。だがその中には、思わず首をかしげたくなるような人もいて……。2026年の目標に「結婚」を掲げるならば知っておくべき“NG事例集”をご紹介しよう。
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【写真】見てみたかった!凄腕・植草先生の結婚相談所「豪華カウンセリングルーム」「成婚カップルとの3ショット」など
植草氏のもとを訪れる相談者は30代が最多だが、40~50代もいる。男性については少ないが60代、70代以降の相談者も。だが、年齢が上がるほど「結婚」に対する理想と現実のズレが目立ってきているそうだ。
「50歳近い男性が、40代前半の女性とお見合いしたときのこと。女性は夜勤のある仕事に就いていたのですが、男性が“女のくせに夜勤なんかして……”と言ったんです」(植草氏、以下同)
植草氏によれば、この男性のイメージの中の「妻」は、子どもに手作りおやつを用意して、夜は必ず家で夫を待ち、「おかえりなさい」を言うもの。令和のいまも、昭和の頃のまま時が止まっているかのような男性が存在している、と植草氏。
「もし同世代の同僚がいたら、その妻との生活がどんなものかは会話を通してわかるはず。現代の夫婦がどういう生活スタイルなのか、想像くらいできるはずです。たしかにいまは仕事仲間と飲みに行く機会は昔より減っているし、なるべく人の家庭のことも踏み込まないのがマナー。でもこの男性の場合、友達がいないのか……他者とのコミュニケーションが不足していたのでしょう。20~30年前の結婚観のままで驚きました」
42歳を境に「攻撃的」になる女性たち
一方、女性の側にも課題が多い。結婚相談所の中には、40代以降の女性の新規入会を断っているところも少なくない。その理由の1つが「トラブルが多いため」だという。
「42歳くらいから、なかなか婚活がうまくいかなくて焦り出す人が増えます。素直じゃないどころではなく、かなり攻撃的になる人も少なくない。トラブルが起きるのは大体このくらいの年齢からです。ホルモンバランスなども乱れがちな時期なので、焦る気持ちはわかるのですが、“一体ここに何しに来たの?”と思うほど、こちらのアドバイスを聞き入れてくれないことも」
さらに深刻なのが、現実を見ようとしない姿勢だ。若かりし頃にちやほやされた記憶のまま、40歳を過ぎてもまだ“高望み”をしてしまう女性も多い。
「40代後半で、“私はこれからでも子どもを2人は産めます”と自信満々の女性もいました。プロフィールにそれを書いたら、さすがに男性も引いてしまうでしょうね。50歳近い女性タレントが出産した――そんな芸能ニュースを見て、自分にもできると思い込んでしまうのかも。その裏で、どれだけの苦労とお金と時間がかかったかは報道されませんから」
さらに、「不妊治療の専門医から聞いた話」として、
「子どもは何歳でも産めるけれど、年を重ねると妊娠は難しくなる、という現実はお伝えしています」
植草氏によると、マリーミーでは男性会員の95パーセントが「自分の子どもが欲しい」と希望している。婚活市場全体においても、50~60代でも自分の子を望む男性は少なからずおり、その場合、40代以上の女性はどうしても選ばれにくい。
こういった需給のミスマッチが、女性側の焦りや攻撃性を生んでいるのかもしれない。
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