“3年13億円”で巨人入りの則本昂大 「マー君と同じ道をたどる」と言われてしまう理由

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「球界の盟主」が、王座に返り咲くべく派手な買い物に打って出た。巨人はさる今月16日、楽天から海外フリーエージェント(FA)権を行使した則本昂大(たかひろ)投手(35)を獲得したと発表。契約は3年総額13億円と破格で、かつての同僚・田中将大(37)とも再びチームメイトになるわけだが……。

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先発ローテ入りを期待

 通算120勝、最多奪三振5回を誇る則本は、2024年から抑えに転向。昨シーズン終了後に海外FA権を行使していた。スポーツ紙デスクが言う。

「メジャー移籍を目指す則本には西部地区の球団が手を伸ばしていましたが、マイナー契約含みの内容だったため、合意に至らなかった。その後、国内で一番の好条件を示したのが巨人でした」

 則本獲得は、阿部監督たっての希望だったといい、

「昨季の巨人は山崎が11勝したものの、戸郷は8勝9敗で防御率4.14。先発陣が不調で、この補強が重要課題でした。すでに新外国人を3人獲得しており、則本についても阿部監督は先発ローテーション入りを期待しています」(同)

最後の勝負

 昨季3位に終わった阿部監督は、今季が契約最終年。14年ぶりの日本一に向け、最後の勝負をかけたともいえるのだが、

「王座奪還は、限りなく遠いと言わざるを得ません。主砲・岡本のメジャー移籍に加え、投手陣でも阿部監督は、引き続き伸び盛りの若手を脇に追いやって“実績重視”を貫く腹積もり。その最たる例が、田中の先発起用です」(前出のデスク)

 シーズン24勝0敗の田中が楽天を日本一に導いた13年に則本は新入団。15勝を挙げて新人王を獲得するなど、共にチームをけん引してきたのだが、

「田中は今季も先発ローテから外され、昨季と同じく10日に1回ペースでの起用にはなるでしょうが、年間を通じて活躍できる保証はまるでありません」(同)

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