自ら「絶対無理だと言われている!」最年少前職・大空幸星氏の“素直すぎる”選挙戦「僕も逆の立場なら”25歳で当選して生意気”って思うもん」

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「生意気だと思われるのは仕方ないでしょう」

「でも、1年3カ月間、どの候補者よりも地元を回ってきた自信があります。とにかく徹底的にドブ板やろうと。若くて、生意気で、SNSで選挙やって、なんかアベマプライムとか出て生意気なこと言っているコメンテーターみたいに思っておられる方も多いと思う。それでも知っていただいているだけありがたいと思っている。やっぱり政治家はドブ板。朝も夜明け前、5時台からラジオ体操を回って、夜は終電近くまで頑張っています」

――やっぱり、ネットで若くて生意気だと言われることは気になりますか。

「まあ生意気だと思われるのは仕方ないでしょう。そりゃ、僕が逆の立場だったら25歳で(当選して)生意気だと思いますもん。ただ自分の経験を通してこれまでやってきた、孤独対策や若者の自殺対策には自信を持っています。それを愚直に訴えかけていくだけです」

 苦戦しているのは大空氏ばかりではない。夕闇が迫り冷え込んできた午後5時、別のスーパー前では元参議院議員の音喜多駿氏が「本人の夫」と書かれた襷をかけて、道行く人に名刺を撒いていた。候補者は、維新から出馬する音喜多氏の妻で前江東区議の三次由梨香氏(40)。今回、音喜多氏自身は出馬せず後方支援に回る。

「三次氏は3期地元で区議をやってきた強みがありますが、準備不足は否めない。やはり、東京で維新が議席を獲得するのはかなり厳しく、前回、維新から出た別の女性候補はダブルスコアで負けている。大空氏同様、比例復活にかけるしかない状況です」(前出・政治部記者)

「本人の夫」の襷をかけて妻の支援に回る音喜多氏

 音喜多氏も気さくに取材に応じてくれた。

「(与党対決について)高市早苗総理の改革は応援しますが、自民党の中にも抵抗勢力はいますから。そうしたものを跳ね除けるためにも、自民党だけではなくて維新の会も応援していただきたいと訴えかけています」

 妻を支援することについては、

「私は2連敗しています。半年に1回選挙やって、私自身も支援者の方の期待に応えきれるかと正直悩んでいたところに、妻から『あなたが出ないんだったら私が挑戦したい』と言われました。江東区に関しては妻の方が支援者の期待に応えられる可能性が高いと思い、妻のサポートに回ることを決めたのです。妻が夫を支えるというのは昭和の考え方。令和の時代は逆があってもいい。全力で妻を支えて頑張ります!」

 優位が伝えられている中道の酒井菜摘氏(39)も、気を引き締めてこう語る。

「誰よりも街頭に立ってみなさんの声を聞いてきた自負はあります。前から応援しているよ、と言う声もたくさんいただいているので、皆さんを信じて戦おうと思っています」

 かつて現職から2人の逮捕者を出し、「つばさの党」による前代未聞の選挙妨害の舞台にもなった“呪われた選挙区”東京15区。下馬評を覆す”奇跡の大逆転”は起きるのかーー。

デイリー新潮編集部

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