誕生52周年「モンチッチ」昨年フォロワー急増の再ブレイク… ラブブ効果で“本家”に脚光?比較は「ありがたい」

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ファンの聖地

 筆者が子どもの頃、実家には初代モンチッチがいた。大人になって実家を出ると距離ができたが、20代後半に旅先で「ご当地モンチッチ」を手に取ったことをきっかけに、モンチッチ愛が再燃。それからは、旅に出るたびご当地シリーズを購入し、友人からも「モンチッチ好き」認定をされるように。気づけば家には何体ものモンチッチがいる。

 これ以上いたずらに体数を増やしてはいけないと、国内外のファンが訪れる有名なオフィシャルショップ――原宿・キデイランド、銀座・博品館、浅草・TOYSテラオ、上野・ヤマシロヤなどとは距離を置くようにしているが、さらにファンにとってたまらない場所があるそうで……。

「東京都葛飾区には、モンチッチ誕生の地である弊社の工場・旧本社の跡地につくられた『モンチッチ公園』があります。モンチッチのモニュメントやミニミュージアムなどがある『モンチッチエリア』には国内外からファンが訪れ、SNSの撮影をされたりしています」

 また、モンチッチ公園の最寄り駅である新小岩駅も、なかなかモンチッチ色に染まっている。北口駅前広場ではモンチッチモニュメントがお出迎え、駅周辺にはモンチッチをデザインしたマンホールや時計塔が設置され、おまけにラッピングバスも走っている。「モンチッチに会えるまち かつしか」というキャッチフレーズも、なんともファン心をくすぐるではないか。

 こうした商店街で長年愛される老舗、長寿番組のレギュラー、若手が次々と現れても、どんと構える大御所……モンチッチは、そんな“大ベテラン”に近い存在だ。流行は巡り、ブームは生まれては消える。その中でモンチッチは、世界征服もせず、炎上もせず、「可愛い存在」として生き残ってきた。

「モンチッチは常に自由。その時代に合わせた愛されるモンチッチをお届けしていきたいと思います」

取材・文/安川ヤス子
1974年生まれ。最推しは初代モンチッチ、ご当地伊勢海老モンチッチも好き

デイリー新潮編集部

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