誕生52周年「モンチッチ」昨年フォロワー急増の再ブレイク… ラブブ効果で“本家”に脚光?比較は「ありがたい」

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多彩コラボもこなす「ベテラン」

 52年の歴史の中では、細かいリニューアルも行われたという。

「誕生からずっと人気の定番・Sサイズは1974年誕生当時からのスタンダードモンチッチがベースとなっていますが、当時の可愛さはそのままに、時代に合わせて変化させています。例えば、誕生当時から10年程で目の色がブルーアイからブラウンアイになり、2016年のリニューアル『モンチッチ プレミアム スタンダード』では、顔色が明るく色白に。足裏にモンチッチのロゴマークが刻印されたり、背中にモンチッチのラベルが縫込まれたり、本体も柔らかい手触りのボアになりました」

 また、新ラインナップも展開されている。

「2023年より販売を開始した『モンチッチCOLORS』はカラフルなボアを使ったシリーズで、色違いで集めたり、お揃いでつけたり、推し色で選ばれたりと非常に好評です。現在、シックなモノトーンやヒョウ柄など、続々新作が登場しています」

ほかにも「俺の」レストランとのコラボ企画や、アーティストの木村カエラや原宿系クリエイター・しなこらとのカラフルなコラボ、ハローキティらメーカーを超えたキャラコラボなど、多彩な企画は常に話題をふりまいている。

「『俺の』様とのコラボでは、“コース料理とモンチッチのセットで1万円”と高価でしたが、予約があっという間に埋まりました。お母さんと娘さん、モンチッチ好きのご夫婦などがご一緒されるなどの光景もモンチッチの企画ならではかもしれません」

やっぱり「本家」モンチッチ

 そんなモンチッチは今、どういう立ち位置にいるのだろうか。近年比較されるのは、若者を中心にブームを巻き起こした「ラブブ」だ。若い世代の間では「モンチッチに似てる」「モンチッチのニセモノ」などという声もあった。ラブブブームが、モンチッチ人気の再燃に一役買ったことはありえそうだ。

「ラブブが話題となり、“元祖”や“本家”などと言ってもらえたのはありがたいことでした。モンチッチは長く作り続けてきたことで、幅広い世代に認知してもらえたキャラクター。たとえば、おばあちゃんが好きだったモンチッチをお孫さんにプレゼントして、お母さんも含めた3世代でかわいがっていただける、そんな存在になれているのは嬉しいですね」

 さらに、先ほどコラボ相手として紹介したハローキティも、実は同年に誕生している。幾度ものブームを超えて完成されたグローバルキャラクターで、「殿堂入りキャラ」「スーパースター」と言っていい存在だが、幼馴染のような存在といえるかもしれない。

 年代や時代が違っても共通の「可愛い」存在。安心して贈れて、次の世代へ渡っていく。それは、一過性のブームでは得られないモンチッチならではの強みだ。

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