健康問題を理由に議員辞職…れいわ「山本太郎代表」解散情報が飛び交うなか支援者が知らなかった「スリランカのサーフィン休暇」
元妻はプロサーファー
山本氏はサーフィン好きで知られる。俳優時代の2009年には“天国に一番近い島”ニューカレドニアに「ビッグウェーブを探しに行く」企画の紀行番組に出演。12年に結婚してすぐに別れた当時19歳の元妻はプロサーファーだった。
「れいわ新撰組」立ち上げ前年の2018年、ベルギー人監督が撮った、山本氏を主役としたドキュメンタリー映画『BEYOND THE WAVES』の冒頭は、海を一心に見つめる山本氏のこんな独白で始まる。
〈16歳からのめり込んでいた俳優の仕事よりも、波に乗ることに夢中になり、勝手気ままに生きていた。今の僕は俳優はやっていない。今の僕は波乗りもほとんどやっていない。海が新たに僕に運んでくれたフィーリング。海が僕に与えてくれた新しい役…〉
波を愛してやまない男が、休みを調整し、はるばるスリランカまでやってきて解散報道を目にした時の心中は察するにあまりある。しかし、降って湧いた解散報道や党内から離党者が出るトラブルが起きる最中、揺れる支援者の気持ちを考えれば、すぐにでも予定を切り上げて帰国するべきだったのではないか。
19日に質問状を送り2日経っても返事がないので、議員辞職表明後、21日午後5時から赤坂で行われた記者会見で直接聞いた。
「プライバシーだから答える義務はない」
――解散報道が出回っている中、スリランカに渡航していたことは事実ですか。
「ありがとうございます。年明けからどうしていたんですか、海外渡航していたんですかというお尋ねだと思いますが、国会は会期中でなければ海外渡航に関して何かしら届をする必要はありません。それのみならず、その渡航が政党活動を含んでいないならば、これは全く私的な旅になります。その旅についてどこで何をしていたのかとお聞きになりたいということですか? ごめんなさい、それは私のプライバシーだから報告する義務はないんですね。プライベートに関して知らせる必要はありません」
――解散が確定視されていく中でも、サーフィンをするため仲間とスリランカに滞在中していたと聞いていますが…。
「ちょっと待ってください、今の話聞いていましたかね。どこに行ったか、何をしていたか、それを報告する義務はありません。なぜならば国会も開いていませんし、私の全くプライベートな旅について答える義務はないです。国会議員だから(義務が)あると思ったら大間違いです。国会会期中に愛人を連れて行っていたような人もいますし、国会閉会中に党の考え方と違う政治活動を海外でやった人たちもいる。そういうのは論外です。私の場合は、年明けに自分がどういうことをしていたかについてわざわざ公表する義務はございません。言う必要はありません、以上です」
記者は国会閉会中に休みを取ってサーフィンをしていたことの是非を問うたわけではない。想定外だった解散報道が飛び出した以上、党としてはすぐさま戦闘体制を整えなければならない状況にあったはずだ。さらには党内から離党者が出るようなトラブルも発生していた。支援者や候補者の気持ちに配慮すれば、すぐに帰国すべきだったのではないかと問うたつもりである。
闘病を理由に任期半ばで議員辞職せざる得なくなったことは断腸の思いだったであろう。一方、スリランカでの休暇について、あくまでも「プライベートだから答える義務がない」と言い放った山本氏の姿は候補者や支援者にどう映ったであろうか。
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