「公明との新党結成」が「立憲民主」にとって“最悪の一手”と言われる理由 「創価信者は白けている」「“親・中国”連合への反発も」

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「もう投票には行かない」

 これまで“選挙をやれば功徳になる”を信条に選挙活動を続けてきたのが創価学会員だ。とはいえ、ついこの間まで自民候補の応援をしていた彼らが、今度は立民候補だと言われてハイハイと従うものだろうか。

「末端の学会員だって馬鹿じゃありません。私の知り合いの学会員の中には『もう投票には行かない』と言う人もいます。いくら上が決めたことでも、自前の候補でもないのにフレンド票集めに電話をかけたり、汗をかいたりするのはもうイヤだ、と」(山田氏)

 笛を吹けども学会員は踊らず、ということか。

「笛も吹きにくいでしょうね。高市首相の奇襲のような解散で、学会員だって準備期間が足りません。公明の斉藤鉄夫代表は広島3区が選挙区ですが、彼も比例に戻るのでしょう。これまで一所懸命、応援していた学会員だって、やる気を失いますよ。一方、立民はこれまで立正佼成会をはじめとする新宗連(新日本宗教団体連合会)や浄土真宗本願寺派といった支持団体がありました。ここに創価学会を支持母体とする公明が加わるわけですから、どう折り合いをつけるのか」(山田氏)

 昨年の参院選で立民と選挙協力を行った日本共産党だって黙っちゃいないだろう。

「共産党と創価学会は天敵とも言える間柄ですからね。宗教政党のあり方を追及してくるかもしれません」(山田氏)

 それでも公明は、比例区だけに候補者を絞ったことで名簿の上位に名前が載ることになり、当選の可能性は高い。

「その分、立民の比例候補は当選人数を減らすことになるかもしれません。その上、選挙区の当選者まで減らすことになったら目も当てられないでしょう」(山田氏)

 自民支持者の中には、公明が連立離脱してくれたおかげで晴れて自民に投票できるという声もある。ましてや今回は選挙協力どころか、一体化である。立民支持者は今、公明との新党結成をどう考えているのだろう――。

デイリー新潮編集部

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