メジャー入り「村上」「今井」「岡本」を徹底分析 「ホ軍でなら6年280億円のメガ契約も夢じゃない」
ポスティングでメジャー移籍を目指していた日本人三選手の契約がまとまった。
彼らはなぜその金額になったのか。なぜその球団を選んだのか。
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下馬評を25%下回り……
ヤクルトの村上宗隆内野手(25)はシカゴ・ホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億円)で契約を結んだ。もっとも、現地の下馬評(「MLBトレードルーマーズ」による。以下同)は日本人野手史上最高額となる“8年1億8000万ドル”。それと比べると、年額ベースでも25%も下回る結果に終わった。
西武の今井達也投手(27)は3年5400万ドル(約85億円)でヒューストン・アストロズへ。こちらも“6年1億5000万ドル”の下馬評より28%減である。
ただ、4年6000万ドル(約94億円)でトロント・ブルージェイズと契約した巨人の岡本和真内野手(29)は、下馬評だった“4年6400万ドル”の6%減にとどまっている。
「村上と今井は、一言で言うと“緊急避難”です」
と、メジャー研究家の友成那智氏が解説する。
「今オフのFA市場は、三塁手がやたらと多いんです。日本からも村上と岡本の二人。韓国からもいます」(同)
中でも一番人気はアレックス・ブレグマン(31)だが、
「代理人は名うてのスコット・ボラス。ふっかけるので時間がかかる。しかも、今FA市場トップテンのうち半分が彼を代理人にしているので実際に忙しい」(同)
市場は上位選手から順に契約が決まる。ところが、
「ブレグマンは移籍先が決まっていませんでした。彼らが決まる前に、村上はポスティング期限を迎えてしまった。そこで緊急避難的に短期契約を結んだわけ。2年後の市場で長期大型契約を狙う方針に切り替えたのです」(同)
メジャーでは最近よく見かけるケースだという。
弱小球団を選んだ理由
それにしてもホ軍は2年連続地区最下位の弱小球団。選んだ理由とは?
「成績を出しやすいからですよ。ホ軍はいわば“ショーケース”。選手層が薄いのでレギュラーは確実ですし、長距離砲が不在です」(友成氏)
本拠地がメジャーで最も本塁打が出やすい球場の一つだというのも、村上にとっては好材料だという。
「2年で70本塁打くらい打てれば、下馬評を上回るメガ契約、例えば6年1億8000万ドル(約282億円)も夢ではありません」(同)
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