メジャー入り「村上」「今井」「岡本」を徹底分析 「ホ軍でなら6年280億円のメガ契約も夢じゃない」
今井も“ショーケース移籍”
今井もまた“ショーケース移籍”だった。大型契約に至らなかったのは、
「村上同様、若いので再び大型契約を結べる可能性があるという事情もありますが、代理人がボラスなんですよ。ブレグマンら大物に注力する余り、今井を後回しにしたのでは。ただ、契約破棄権すなわち“オプトアウト”が毎年付いた。好成績を残せばすぐにFA市場に再登壇できるのは幸いです」(友成氏)
岡本の代理人もボラス。
「ただ、村上と違い、岡本はポスティング期限が年明けだった。ブレグマンの移籍先は数球団に絞られ、争奪戦から脱落したブ軍が、同じ三塁手の岡本で手を打ってくれたのです」(同)
ブ軍は昨季、大谷翔平らを擁するロサンゼルス・ドジャースとワールドシリーズを戦った強豪だが、
「三塁を守った二選手がそれぞれ右翼と二塁手にコンバートされ、ちょうど三塁が空いた。地元マスコミは寛容だし、調子を落としても我慢強く使ってくれるチーム風土なので、腰を落ち着けて野球に取り組むには良い環境でしょう」(同)
ちなみに、今井が選んだア軍も、昨季こそポストシーズン進出を逃したが、21年から4年連続で地区優勝を飾っている。
「村上のような打者と違い、投手の場合はそこそこ強いチームの方が好成績を残しやすいでしょう」(スポーツ紙記者)
必ずしも失敗とはいえない
以上を踏まえると、岡本は適切な移籍で、村上と今井も期待外れではあったものの、必ずしも失敗とはいえない契約である。
けれども、ヤクルトと西武にとっては皮算用が大きく狂った。彼らが手にする譲渡金は、選手の契約金額に比例するからだ。
「下馬評通りだったときと比べて、西武は約23億円、ヤクルトに至っては約34億円もマイナスに。これは、村上を除く全選手の年俸総額に比肩します」(前出の記者)








