元アイドルが芸能プロ「社長」「副社長」に異例の就任 スカウト数は3倍超に…会社を動かす「現場感覚」

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元マネはやりにくくないの?

 気になるのは、これまで彼女たちのスケジュールを管理していた立場から一転、雇用される側になった、事務所の社員(マネジャー)である。立場が逆になることに違和感はないのだろうか? 百川のマネジャーに尋ねると、

「不安は全く感じませんでした。アイドルとして活動していた時よりも、こちら側に気を使ってくれるし、以前よりやりやすくなった部分がある」

 と苦笑い。さらに、

「百川が社長になって一番の変化は、やはり何と言ってもタレントが集まるようになったことですね。我々よりも彼女たちの方が情報を持っているし、行動が早いんです。いい子がいると、すぐにスカウトに行く。結果、私たちはタレントやスケジュールの管理に時間を割けるようになった部分があります」

 餅は餅屋ではないが、元タレントだからこそわかる機微があるのだろう。タレントの独立が増える中、プロダクション経営も大きな変革期を迎えているのかもしれない。

渡邉裕二(わたなべ・ゆうじ)
芸能ジャーナリスト

デイリー新潮編集部

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