元アイドルが芸能プロ「社長」「副社長」に異例の就任 スカウト数は3倍超に…会社を動かす「現場感覚」

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アイドル卒業→取締役に

 2人の取締役就任は2025年6月のこと。そのタイミングで百川も宮内もBetyを卒業、本人たちの意向もあってアイドルも引退した。

「彼女たちが就任して半年(※取材時点)が過ぎましたが、とにかく物事を前に進めようとするパワーには圧倒されています。事務所としては、やはりタレントの数を増やしていくことが重要な業務の一つなのですが、実は、僕と比較して3倍、4倍のスピードでスカウトしてくるんです。当然、事務所も活気に満ちてきますよね。やはりアイドルを15年間やってきたので、それなりにノウハウも分かっているし、驚くのは親御さんに対しても積極的に会って説明してくる。それに彼女たちはダンスも出来るし、今のアイドルに対してプロデュース能力も備わっている。実際、今年は2、3組の新しいアイドルグループをデビューさせようとしているようですからね。もう、私の時代ではないことを実感しています」(高橋会長)

副社長は「驚いたし悩んだ」

 副社長に就任した宮内は「百川を社長にしようと思った時に、そのサポート役として説得した」のだそうだ。

「彼女はウチに来る前は他の事務所で活動をしていて、3年ぐらい前に移籍してきたのですが、とにかく性格がサッパリしていて、場を明るくするんですよ。正直言って、喋りでは百川以上かもしれません。しかも、自分でも営業してくる。百川もそうですが、アイドルを長くやっていると、あらゆる職種のファンがいるし、我々以上に人脈が広く、みんな助けようとしてくれるんです。これはプロダクション経営としては大きな魅力です。百川とも相性がいいので、副社長として支えていってもらいたいと説得しました」

 社長業に意欲的だった百川に対し、宮内は「驚いたし悩みました」と当時を振り返る。

「半年ぐらい悩みました。本当に私でいいの? って。というか、私自身、身の丈は分かっているつもりでしたから。ただ、(高橋氏から言われているうちに)どこか、内面的には自信もあったというか、出てきたのかもしれません。で、その部分を見てもらいたい気持ちになって決めました」

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