大腸がんから復帰「浜村 淳」 入院中に思い出した“大物女優の言葉” 「15年以上前にいしだあゆみさんが…」
いしだあゆみの言葉
入院中、亡き大物女優の言葉が頭を過(よぎ)ったという。
「15年以上前、女優のいしだあゆみさんが“入院中はテレビを見ない方がいい”って言ってたんですよ。“自分が休んでる間に他の俳優が出ているのを見ると、追い抜かされるようで落ち込むから”って。その言葉を参考に、病室にテレビはあったんですけどほぼ見ませんでした。自分の番組も聴かなかったですよ。聴いたら代役の話しぶりに“何しゃべっとんねん!”“俺やったらこう話すわ!”って気になっちゃいますからね。芸能人の哀しい性(さが)ですよ」
そうは言っても口ぶりに悲愴(ひそう)感などなく、漫談家顔負けの浜村節は続く。
「見舞い客が次から次に来て、毎回病状を説明せなあかんので、面白くもない病気話を何度も繰り返すんです。かといって誰も来ない時間が続くと死ぬほど退屈でして。体の方は痛みはないものの、酒が飲めないとご飯がおいしくない。退院が待ち遠しかったです」
11月5日に病院を出て、翌々日には「ありがとう浜村淳です」の打ち合わせに参加。退院の3日後には出演というスピード復帰だったが、
「仕事がしたくて仕方がなかったので、無理をしている感覚は全くないです。応援や心配のお便りもたくさんいただきました。中には“まだ生きてんのか?”なんてのもありましたけど。医者は“手術は大成功です!”って言うてましたが、ほんまでしょうかね」
卒寿にして現役の秘訣(ひけつ)は、
「健康のために特別なことはしてません。今まで元気でいられたのは仕事があったからだと思います。私は1月10日で91歳ですが、黒柳徹子さんは92歳、大村崑さんは94歳です。現役の先輩がおられる以上、まだまだ続けていきたいです」
衰え知らずの巧みな語り口。いやいや、マネできません。






