「年下男性がぞっこん」という構図が増加する「年の差婚」 不倫疑惑後も堂々としている福原愛に見る時代の変化
昨年末、知人男性との再婚、妊娠を発表した福原愛(37)。かつては批判的に見られることも少なくなかった「アラフォー女性×年下男性」という組み合わせが、昨今変わりつつある、とライターの冨士海ネコ氏は指摘する。
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「アラフォー女性×年下男性」、しかも、「できちゃった婚」。
ほんの数年前まで、この組み合わせは祝福よりも眉をひそめられることの方が多かったのではないだろうか。女性は「焦っている」、年下男性は「いずれ目移りする」。そんな決め付けが、半ば自動的にセットで語られてきたからだ。
しかし、昨年年下の知人男性との再婚と妊娠を発表した福原愛さんのニュースは、その空気をあっさりと裏切った。不倫疑惑や親権を巡る裁判後、身を潜めるようにしていたはずの愛ちゃんの「幸せ宣言」に、世間は動揺を隠せないでいる。
20代までの愛ちゃんといえば、「泣き虫」「愛ちゃん」という愛称に象徴される、常に国民から「見守られて」きた存在だった。期待のアスリートとして自身に集まる視線を、当たり前のようにして育った自意識は、時に過剰に映ることもあったのではないか。
例えば、年下の有名テニス選手と写真が撮られた20歳の時。報道陣の前に一人で現れ、頭を下げた時の憔悴し切った表情が忘れられない。あるいは、2016年のリオ五輪で団体戦を落とし、「わたしの責任」と悲痛な表情で語ったこと。その時重ね付けしていたキラキラのヘアピンやアクセサリーも話題となり、総額は50万円、後の夫となる当時の交際相手からの贈り物と報じられた。しかしそれほどラブラブだったはずの相手と結婚後、別の男性との「お泊まりデート」が発覚。すると愛ちゃんは会見でもなくSNSでもなく、直筆での謝罪文を発表した。適度にスルーするということができず、常に「世間」の目に正面から向き合おうとする人なのだろう。
恋愛で謝り、オリンピックで謝り、不倫疑惑で謝ってきた愛ちゃん。しかし再婚と妊娠を発表した今の彼女は、明らかに別のフェーズにいる。世間の目にさらされる経験を重ねてきた愛ちゃんは、「どう見られるか」より「どう生きたいか」に重心を移したのではないか。大きくなったお腹に手を添えほほ笑む写真に、母性というより「見よ、これが世界クラスのアスリートだ」という気迫を感じたのは私だけではないだろう。
高齢出産や結婚の経緯を気にしている素振りさえない。あれだけいざこざが報道されて、ふつうの神経だったらメディアの前に出てこられない。そんな声も多い。けれども、世界的アスリートはふつうの神経では務まらない。「正式な交際は離婚後」「結婚はしなくてもいいと思っていたが相手のご両親が勧めてくれて」「今年の初夏に結婚して妊娠が発覚」……正式じゃない交際って? 台湾にいるお子さんたちとは? あれ、だいぶお腹大きくない? 気になるポイントはいろいろあるが、愛ちゃんがあまりに堂々と語るので言葉を飲み込んでしまうのだ。
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