年俸妥結なのに合意に至らぬ理由は? 阪神ファンは「佐藤輝明」交渉の行方にやきもき

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年俸はすでに妥結済み

 阪神で唯一、契約未更改なのが佐藤輝明内野手(26)。阪神では2012年オフ以来、13季ぶりの「越年」となった。球団と契約内容で揉めているわけではないようだが、どのあたりが攻防のポイントなのだろうか。

 佐藤輝の2025年の年俸は1億5000万円(推定、以下同)。40本塁打、102打点で2冠、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、そしてセ・リーグMVPに輝いた。

「昨オフの阪神は暖冬更改と言われ、軒並み大幅昇給となっています。佐藤輝の場合も最低でも倍増は間違いない。昇給額など条件面で溝があるとは聞いていません。と言うか2026年の年俸については水面下で話し合いが進んでいて、妥結済みとの説もあります」

 と、スポーツ紙デスク。

「米国でのトレーニングや優勝旅行などのイベントが続いて時間が十分に取れていないこと」が越年の表向きの理由となっているが……。

「将来的なメジャー移籍について詰められる部分を詰めようとした結果の越年と見ています」(同)

メジャー挑戦(?)

 佐藤輝が「将来的なメジャー移籍希望」を球団に伝えたのは2024年オフの契約交渉時のこと。最短での海外FA権取得は30歳となる2029年とまだ少し先の話となる。そこで取りざたされているのがポスティングシステムを通じての移籍だ。FAと違って球団の判断がすべてで選手側が「お願い」する他ない。

 佐藤輝自身、2025年末にテレビ番組に出演した際、「今後の人生すごろく」についてフリップにこう記述した。

《WBC優勝(27歳)、リーグ連覇!(27歳)、メジャー挑戦(?)、サトテルJr.生まれる(35歳)、引退(40歳)》

 番組的な余興を狙ってのことであることを差し引いても、メジャー移籍だけ年齢を記さなかったことに、虎党は”いつ何時、阪神を去ってしまうのか”と改めて気を揉むことになったようだ。

「是非はともかく、阪神ファンの多くは佐藤輝がメジャーに行くことはすでに織り込んでいるんじゃないですかね(笑)。球団もそんな空気を当然把握している。簡単に言うと、日本でもうやることがなくなるほどレベルアップを果たしてモチベーションが下がってしまう前に渡米したい佐藤輝と常勝軍団を構築すべくチーム力をいかにキープするかを考える球団とがどこで落としどころを見つけるかということでしょう」(同)

譲渡金は魅力的か

 ところで、球団にとってポスティングの際に得られる譲渡金は魅力ではないのだろうか。

「阪神の親会社は東証プライム市場に上場する阪急阪神ホールディングス株式会社で株主総会では毎年、阪神のことが話題に出ます。譲渡金は特別利益として計上されますから多いに越したことはないですし、海外FAで出て行かれるよりはベターではありますが、あくまでも相手あってのことなので譲渡金にそこまで執着しているようにはうかがえません」(同)

 話を今回の契約交渉に戻すと、その焦点はポスティング容認をいつ発動するかという点になるのだろう。現時点で佐藤輝は代理人を入れて交渉を進めているとされる。

「実際に見たことはありませんが、ポスティングに関する決め事はかなり細かいと聞いています。代理人が入って時間をかけているという時点で球団も佐藤輝も本気です」(同)

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