3月5日開幕「WBC」でアメリカ代表が“史上最強メンバー”を揃えられた理由…「50本塁打」超えスラッガーに「最速167キロ」守護神も 専門家は「FOXスポーツの意向が大きい」

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は今年3月5日に開幕する。日本代表は東京で1次ラウンドのプールCを戦い、相手はオーストラリア、韓国、チェコ、台湾(チャイニーズタイペイ)の4チーム。2023年の前回大会で優勝し、今大会で連覇を目指す日本代表にとって1位通過が“最低条件”であることは言うまでもない。(全2回の第1回)

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 WBCは2006年から、これまでに5回開催されている。うち日本代表は3回優勝しており、断トツの最多優勝国だ。もちろん今大会でも優勝候補に挙げられている。他にもドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラ、メキシコといった国は下馬評が高い。

 しかしながら我々日本人にとって不安なのは「圧倒的に強い」、「文字通りのドリームチーム」と桁違いの戦力が早くも話題になっている国があることだ。これまでに、たった1回しか優勝していないアメリカ代表だ。

 担当記者は「MLBに興味のない方は、WBCに参加すると発表した選手の名前を聞いても、あまりピンと来ないかもしれません」と言う。

「例えば前大会の決勝戦は日本対アメリカでした。当時、エンゼルスに所属していた大谷翔平投手(31)が、同僚のマイク・トラウト選手(34)を三振に打ち取って胴上げ投手となったのをご記憶の方も多いと思います。MLBに興味のない人でも、大谷選手のチームメイトということでトラウト選手のことはよく知っていました。そのため『何となく強そう』というイメージが流布していたのです」

ジャッジ、シュワバー、ローリー

 だがMLBアナリストの友成那智氏は「今回のアメリカ代表こそ、まさにオールスターと言っていい顔ぶれなのです」と言う。では、アメリカ代表として名前が取り沙汰されている選手について解説してもらおう。

「日本でも知名度が抜群というスーパースターなら、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手(33)でしょう。2022年には62本のホームランを放ち、アメリカンリーグのシーズン最多ホームラン記録を更新しました。2024年には58本、25年には53本のホームランを放ち、2年連続でア・リーグのシーズンMVPに輝いています。さらにフィリーズのカイル・シュワバー選手(32)は昨シーズン、大谷選手の55本を1本上回る56本でナショナルリーグのホームラン王となりました。さらに132打点で打点王のタイトルも獲って、ナ・リーグの2冠王となったのです」

 ジャッジは24年に58本でア・リーグのホームラン王となったが、25年は53本で2位だった。昨シーズン、ジャッジよりホームランを放ったのはマリナーズのカル・ローリー捕手(29)で60本。キャリア初となるホームラン王のタイトルを獲得した。

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