「母は周囲と接するのが難しい部分もありますので…」 「佳子さま」31歳 「紀子妃」をフォロー、“一緒のお出まし”も増加した“ご心境の変化”

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非常に珍しいケース

 こうした母君との関係性の変化の現れなのか、佳子さまと紀子さまは、この夏以降、ご一緒でのお出ましが増えた。

「週刊新潮」2025年10月2日号で、宮内庁関係者が述べている。

「紀子さまと佳子さまは8月10日から私的旅行で広島県を訪問されました。戦後80年の節目にあたり、直前の7月下旬には原爆犠牲者慰霊のため、ご夫妻で広島を訪問なさっている。そこから間を置かず同じ県に連れ立って“ご旅行”されるというので、庁内でも臆測が飛び交ったのです」

 さらに、

「10月2日からは1泊2日の日程で、香川県を訪問されます。10年から3年おきに開催されている『瀬戸内国際芸術祭』を視察されるのです」(宮内庁担当記者)

 この催しには、寛仁親王妃信子さまが16年から4回続けてお成りになっており、

「これまで他の皇族方のご視察はありません。こうした行事に、皇嗣家からお二方がおそろいでお出ましになること自体、非常に珍しいケースだといえます」(同)

“不仲である”という印象を打ち消す

 これまで折り合いがよろしくないとされてきたお二方が、行動を共にされる機会が増える。秋篠宮家にとって喜ばしいことには違いない。これについて、宮内庁OBの皇室解説者は述べている。

「悠仁親王殿下のご成長を思えば、秋篠宮家に対する世間の悪い印象に紀子妃殿下が心を痛めておられるのは理解できます。“ご一家は不仲である”といった印象なども打ち消したいと願われていることでしょう」

 そして、その願いを受け止めているのが佳子さまというわけだ。

「母に寄り添うことで、一家のマイナスイメージが少しでも軽減できるなら――いずれ皇室を離れる身である佳子内親王殿下も30歳となられ、こういった心境の変化が母娘でのお出ましとして表れているのだと思います」

 2025年、佳子さまに見受けられた大きなお変りよう。そのお心の中には何があったのか。そして31歳となられて迎える2026年は、果たしてどのような一年をお過ごしになられるのだろうか。

【前編】では、ご公務への姿勢と、ご結婚を巡ってのお考えの変わりようについて詳述している。姉・小室眞子さんの結婚の経緯について、佳子さまは現在、どのような感情を抱かれているのだろうか。

デイリー新潮編集部

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