「和久田麻由子」アナウンサーのNHK退局 「ワークライフバランスについて悩みを抱えていた」

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

 NHKの和久田真由子アナウンサー(37)が来年3月末で退局することが、デイリー新潮の取材でわかった。今後はフリーアナウンサーとして活動する見込みだ。

 和久田アナは2011年にNHKに入局。「おはよう日本」MCや「ニュース7」「ニュースウオッチ9」のキャスター、紅白歌合戦の総合司会に加え、2021年の東京オリンピック開幕式の中継を務めるなど、NHKの「絶対的エース」と呼ばれてきた存在だけに、局内に激震が走りそうだ。

 ***

看板番組を歴任

 和久田アナは1988年、神奈川県出身。東京大学経済学部を卒業後、NHKに入局。岡山放送局を経て2014年に東京アナウンス室に異動後は看板番組を歴任するなど、主力アナウンサーとして活躍してきた。

 2019年に結婚、2022年には第一子を出産した。その後、2023年の4月に0歳児を抱えたまま番組に復帰、『ニュース7』のキャスターに就任したものの、その年の年末には第2子の妊娠が発覚し、昨年3月、1年で番組を降板していた。

 以来、2児の子育てに専念していたが、この10月、『未解決事件』のキャスター兼メインナレーターに就任。再びの復帰を果たした。もっとも、『未解決事件』の放送枠は来年の4月には土曜ドラマの枠に戻る(同年9月まで)という。局内では、彼女の次の担当番組が注目されているところだった。

和久田シフト

 NHK関係者によれば、

「和久田の夫は一流商社マン。お互いに超多忙な身であるからでしょうか、自身のワークライフバランスについては悩みを抱えていました。しかし、人気、知名度共にうちの絶対的な存在ですから、局としては仕事と家庭の両立が図れるよう、丁寧に対応してきました。『ニュース7』担当時は、月曜日から木曜日まで『週4日』の出演という異例の起用をして、“和久田シフト”と評されたほど。退局の意志を聞いた後も、慰留をしてきたと聞いています」

 しかし、彼女の決意を翻すには至らなかったという。

次ページ:民放のキャスティングにも影響が

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。