「痩せて、白髪ロン毛に…」 中居正広氏の見た目の“激変”と引退後の生活 総資産は20億円超えで「食うには困らない」
中居氏の現在
12月10日、フジテレビは人権ファーストに引き続き取り組んでいく旨を全役員・社員にメールで伝えたことを発表。昨年末に明らかになった元SMAPの中居正広氏によるフジテレビ元アナウンサーの女性に対する人権侵害事案に触れながら、「人権」についての取り組みが続いていることを報告した。
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【独占写真】痩せて白髪ロン毛に… 「中居正広氏」の激変した姿
中居氏とフジテレビを巡るトラブルは、今年の年初から芸能マスコミのみならず、新聞の社会面や各局のニュース番組にまで及ぶ大騒動へと発展。中居氏が芸能界引退を表明し、一方のフジテレビは、この問題が発生した当時に代表取締役社長だった港浩一氏と、同じく専務取締役だった多田亮氏に対し、約50億円の損害賠償を求める巨額訴訟を提起するなど、異例の事態が続いた。
この問題がテレビ業界にもたらした影響は大きい。今年6月20日、日本テレビの福田博之社長が緊急記者会見を開き、旧ジャニーズ事務所では中居氏の後輩にあたるTOKIOの国分太一氏に“コンプライアンス上の問題行為”があったと発表。国分氏は出演番組から降板し、無期限の活動休止を表明するに至った。この件を巡っては、国分氏側が日テレに違反内容についての“答え合わせ”を求めるなど、いまだ収束を見ていない。そして、長期化してしまった中居氏とフジとの問題が、日テレの“拙速”な対応につながったのではないか、とささやかれているのもまた事実だ。
昨年末から今年にかけて世間を騒がせ、旧態依然としたテレビ業界に変革を迫ることになった中居正広氏とフジテレビを巡る問題について改めて振り返ろう。
(「週刊新潮」2025年2月6日号、4月10日号掲載の記事をもとに、加筆・修正しました。肩書、年齢などは当時のまま)
問題の端緒となったのは、2024年末に複数の週刊誌が中居氏とフジテレビの元女性アナウンサーとの“性加害トラブル”を報じたことだ。その後、問題はフジテレビによる組織的な“上納”疑惑に飛び火。1月17日にはフジテレビ元社長の港浩一氏による会見が「閉鎖的すぎる」と批判を浴び、大規模なスポンサー離れを招いた。
その後も、この問題を巡ってさまざまな臆測が飛び交う中、3月31日に第三者委員会が調査報告書を公表。中居氏の行為について「性暴力」と認定したことに加え、中居氏以外の複数のタレントによるセクハラについての記述が話題となった。具体的には、10年以上前に飲食店で起きた事案として、〈番組出演者が突如としてズボンと下着を脱ぎ、下半身を露出した。危険を感じた女性社員は、「私はそういうのだめなので」と荷物を持ち地上階に上がり、外に出てタクシーを拾い帰宅した。番組出演者は引き止めるということもなく、ぽかんと見ていた〉との記述があったのだ。
この問題のきっかけをつくった人物である中居氏は現在何をして過ごしているのか。「週刊新潮」は3月末、中居氏が“激変”した姿で友人の元を訪れる様子を確認している。
一級建築所の事務所を訪れると……
中居氏が都心の住宅街に現れたのは3月28日。おりしも日枝久フジ・メディア・ホールディングス取締役相談役(87)の辞任が明らかになった翌日のことだった。
昨年末に女性トラブルが報じられた後、一度は“示談済み”と主張したものの、今年1月23日に芸能界引退を発表。それ以降、「北海道にいるらしい」「海外に逃げた」など出所不明の情報がネット上のみならず、メディア関係者の間でも飛び交っていたが、彼は都内にとどまっていたのである。
中居氏はニューバランスの白のキャップ、デサントの緑のフード付きパーカーに同じくデサントの黒のスウェットパンツ、足下はソールの分厚い白のスニーカー、手にデサントのベージュのカートバッグというラフな装いである。ちなみに、彼はファンの間ではスポーツウェアのデサント好きで知られている。
その中居氏が人目を忍んで訪れた先は女性トラブルでお世話になっている弁護士の法律事務所、ではなかった。そこは意外にも一級建築士の設計事務所。車とオフィスを往復すること数回、路上でも一級建築士の男性としばし話し込んだ彼は、最終的に茶色の大型封筒を手にしてその場を後にした。滞在時間は20分ほどというところなのだが、気になるのはいったい何の目的でそこを訪問したのか、ということだろう。
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