「肛門に酒瓶を突っ込み…」「床には尿が水たまりに」 二所ノ関部屋の驚くべき“風紀崩壊”の実態 「10代の後輩から大金をカツアゲ」

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 日本相撲協会の“理事長候補”として、角界の期待を背負う元横綱・稀勢の里こと二所ノ関親方(38)。愛弟子が横綱にまで上り詰め、親方として鼻高々な一年となった一方で、「週刊新潮」は二所ノ関部屋の驚くべき愚行の数々を捉えていた(以下、「週刊新潮」2025年2月27日号をもとに加筆・修正しました)。

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お尻の穴をあらわに…

「週刊新潮」がキャッチしたのは、角界関係者の間で話題になっているというある動画だ。2022年の九州場所の際に撮影された、その内容を紹介しよう。登場する力士は当時、みな二所ノ関部屋の所属である。

 室内で酒盛りをする10人ほどの力士たち。その視線の先で、なにやら雄叫びを上げているのは貴正道(23)だ。酔いが回っているのだろうか、何も服を着ていない。

 そこへ、友風(30)と麒麟龍(23)が進み出て貴正道を囲む。友風の手には中身の入った酒瓶が握られている。

 すると、床に腰をおろした貴正道が脚を広げ、お尻の穴をあらわに。その体勢をキープすべく、麒麟龍が脚を押さえる。と、友風は“セット!”と大声を張り上げて、貴正道の肛門に酒瓶を押し込んだ。数秒後、友風が瓶を引き抜くや、アルコールの効き目か、貴正道は“痛い!  痛い!”とのたうちまわる。それを見て、腹を抱えて笑い転げる力士たち。さらに友風は、そのまま酒瓶を貴正道にくわえさせ、酒を流し込む。立ち上がった貴正道は、満面の笑みを浮かべ、なぜか両手でグッドサイン――。

小便の“水たまり”

 別の動画に移ろう。そこでは、部屋所属の床山(とこやま)が、貴正道に対して、友風と同様の仕打ちをする場面が収められている。まわりの力士が、瓶のふたは外すよう丁寧にアドバイス。泡立つ缶ビールを口にする床山は、このとき未成年で、貴正道よりも年少だ。周囲の力士は大爆笑こそすれ、とがめる様子は皆無である。

 ほかにも、酔いつぶれて寝転ぶ力士の写真がある。傍らには“水たまり”ができているが、なんとこれは小便の跡だという。

「ちょっと分からない」

 これは親方の監督不行き届きではないのか。二所ノ関親方に、野放図な部屋のありようを問うべく架電した。

――友風が貴正道の肛門に酒瓶を入れている動画があるが、把握しているか?

「あっ……ちょっと分からないので、また話します」

――把握していないのか?

「あっ……ちょっと分からないので。すみません」

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