「小室家との断絶は明らかでは」宮内庁内からあがる「秋篠宮さま会見」深すぎる考察
圭さんと秋篠宮さまとの溝の深さ
警備関係者の視点は当然として、宮内庁が「これはちょっと……」となるような部分はないようにも見える。一体、庁内で話題になっている箇所とはどこなのか。
「秋篠宮さまの《もし日本に来る機会があれば、是非会いたいと思います》の部分です。記者の質問は眞子さんの出産、今後の面会についてで、秋篠宮さまの答えは“誰が”日本に来るのかを明示されておらず、そこに注目が集まっています。“そんなこと言わなくても家族そろって以外にないでしょう”といったフォローの声もありますがそれは少数派で、“そこはハッキリさせたくなかったからでしょう”と指摘する声の方が大きいですね。その前段で“おじいさん”という言葉を持ち出されているので、少なくともお孫さんには会いたいという意思は伝わってきますが」(同)
主語が無いのは日本語として不自然というわけではない。ただし、一方でこうしたお言葉は事前にかなりの検討を重ねるというのが常識。この文言に落ち着くまで何らかのやり取りがあったのか、あったとしたらそれはどういったものだったのかは判然としないが、深読みする向きがいるということだ。
小室家に対して
何せさまざまな情報が足りないだけに、限られた公開情報をもとに、ありとあらゆる可能性を検討する必要がある。一種のインテリジェンス活動が求められているというわけだ。
「これまで噂されてきたように眞子さんと秋篠宮さまとの関係がうまく行っていないのではないかという点もさることながら、圭さんと秋篠宮さまとの溝の深さを感じざるを得ないとの見方が大勢を占めています」(同)
秋篠宮さまへの取材をもとに構成されたジャーナリスト・江森敬治氏による著書『秋篠宮』(小学館)では、圭さんと眞子さんの結婚に向けて国民の理解を得るための説明を圭さんや母・佳代さんに求めたことが繰り返しつづられている。
「著書では小室家への忌避感というか、小室家との断絶をまざまざと見せつけられた印象があります。皇位継承順位1位の立場でそういった思いをジャーナリストの取材を通じてとはいえ明らかにすることに驚きました。当然その発言は重く、そう簡単にくつがえるはずもなく、今回のオブラートに包んだような発言を見ると今もなお小室家に対する芳しくない思いをお持ちなのだなと感じました」(同)
「家族3人で日本に来る機会があれば……」と明確に主語を示されなかったことが波紋を呼んでいる――。
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