「悔しくて悲しくて、心が張り裂けそう」 「電影少女」の原画を盗まれた桂正和氏が明かす 「出回っている分の購入を控えていただきたい」
「悔しくて悲しくて、心が張り裂けそう」
「今はとにかく、出回っている分の購入を控えていただきたいです。なぜ、創作に関わっていない赤の他人が、自分のあずかり知らぬところで原画を売りさばき、儲けているのか」
と、桂氏は胸の内を明かし、こう続ける。
「原画が盗まれたことに始まって、今年は踏んだり蹴ったりです。7月には大病が発覚し、入院する羽目になりました。ようやく10月、退院を果たしたちょうどその直後に、父親が帰らぬ人となった。人生で初めて精神に不調をきたし、通院を余儀なくされています。ファンから“原画が売られています”と教えてもらうたびに、悔しくて悲しくて、心が張り裂けそうになるのです」
真の所有者であり作者ですらあるのに救済されないとは、何という不条理か。
前編では、原画が丸ごと盗まれた経緯について報じている。









