もはや病院の集約化もやむを得ない… “救急医療”の現場で「看護師不足」が深刻化する根本的な理由

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 かねて特定の地域や診療科での「医師不足」は叫ばれてきたが、人材不足が問題になっているのは「看護師」も同様。厚労省の推計では2025年で約27万人の看護師が不足する可能性も指摘されている。日本看護協会によると2023年度の病院における正規雇用看護職員の離職率は11.3%、新卒採用看護職員の離職率も8.8%と人材流出も無視できない。武蔵大学社会学部准教授で医療ジャーナリストの市川衛氏に、深刻化する「看護師不足」の裏に潜む医療制度の問題点を聞いた。

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