「アポの取り方はマナーがしっかりしていて、礼儀正しかった」 フワちゃんの“意外な素顔”をスターダム社長が明かす

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 芸能活動を休止していたタレントのフワちゃん(32)が、女子プロレスラーとして復帰する。SNSでの不適切発言が炎上し、仕事を干された彼女。リングで体を張ってみそぎを済ませ、将来のテレビ復帰をもくろんでいるのだろうが、果たしてどうなることやら。

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12秒間頭を下げて……

 フワちゃんは大御所にも“タメ口”で話しかける傍若無人なキャラで、かつては引っ張りだこだった。活動休止となったのは、パリ五輪開催中の昨年8月。

 まずは芸人のやす子(27)がXに〈生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす〉と投稿。これに対してフワちゃんは〈おまえは偉くないので、死んでくださーい〉と返したのだった。

「もともと、騒々しいトークを繰り広げる彼女が苦手だ、という声は多かったんです。そうした中、今時ありえない“NGワード”で人をののしったものだから、大バッシングが巻き起こりましたね」(芸能デスク)

 結果、全ての仕事で降板に。以降は海外を放浪するなどしていたそうだが、今月7日、にわかに女子プロレス団体「スターダム」の後楽園ホール大会に登場。ざわめく客席に向かって約12秒間、頭を下げた。

 そして、不祥事について「改めなければならないことがたくさんあり、猛省しております」と殊勝な態度で述べ、12月29日の両国国技館大会でリングに上がると宣言したのだ。

社会人としてのマナー

 スターダムは2010年設立の新興団体だが、今や女子プロレス界のトップをひた走る。新日本プロレスの親会社のブシロードが事業譲渡した19年以降、急成長を遂げており、21年には女子の団体として24年ぶりに、日本武道館での興行を成功させている。

 スターダムの岡田太郎社長に今回の経緯を聞くと、

「今夏、フワちゃんから連絡があり、会うことになりました。“真剣にプロレスをやりたい”と言われ、9月から練習生として入団する運びとなったのです。アポイントの取り方は社会人としてのマナーがしっかりしており、話しぶりも礼儀正しかったですよ」

 彼女は22年10月と23年4月にも、レギュラーだったバラエティー番組「行列のできる相談所」(日本テレビ系)の企画で計2回、同団体の試合に出場。この時、バスケや陸上で培った身体能力を生かし、5カ月間の特訓を経てブレーンバスターなどを披露した。

「過去の実績を踏まえ、彼女はプロテスト免除で年末の大会に出場します。とはいえ、他の練習生と比較して遜色のない厳しいトレーニングをこなしており、道場の清掃も行っている。来年の予定は決まっていませんが、もちろんウチの専属選手として戦っていくことになります」(同)

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