テレビ界屈指の長寿番組『徹子の部屋』『朝生』の“最終回”はいつに? 「黒柳さんが同意するとは思えないが…」

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 テレビ界で屈指の長寿番組の行く末に注目が集まっている。存続が懸念されているのはテレビ朝日系列のトーク番組「徹子の部屋」と、深夜帯放送の討論番組「朝まで生テレビ!」だ。

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移動は車椅子に

 テレビ担当記者が言う。

「昭和51年に放送が始まった『徹子の部屋』は、今年で50年目を迎えました。始まった当時、司会を務める黒柳徹子さん(92)は42歳。令和5年9月には、通算放送回数が1万2100回に達し“同一司会者によるテレビトーク番組の最多放送回数”のギネス世界記録に認定されています。記録はいまも更新中です」

 半世紀にわたってゲストとトークを繰り広げてきた黒柳は、いまも番組への意欲が衰えないという。

「収録は週2日、1日に3回分を収録しています。しゃべりは変わらず闊達で、スタッフとの打ち合わせやゲストに関する資料の読み込みにも余念がありません。ただ、さすがに足腰は弱っており、移動の際は車椅子を利用しています」

「100歳でもテレビに出ていたい」

 長寿番組の常で、スタッフが最も頭を悩ますのが終了のタイミングとされる。

「40周年の節目で終了するTBS系の『アッコにおまかせ!』と同様に、テレ朝は『徹子~』を50周年という区切りで終える選択肢を検討しているとか。ただ、黒柳さんが同意するとは思えません」

 事情を知るテレ朝関係者が後を引き取る。

「いまのところ、ご本人に辞める気はないようです。むしろ“できる限り、続けたい”とのご意向をお持ちで、かつて取材に“100歳でもテレビに出ていたい”と答えていましたから」

 番組が迎えた最初のゲストは、黒柳も親交があった森繁久彌(故人)。出演回数が最も多いのは加山雄三(88)で、実に53回だ。これまで1万人を超えるゲストが登場した名物番組だが、トリを飾る最終回のゲストはすでに決まっている。

「シンガー・ソングライターの松任谷由実(71)ですね。付き合いは古く、昭和56年に黒柳さんが久米宏(81)と司会を務めていたTBS系の歌番組『ザ・ベストテン』での共演がきっかけで親しくなったとか。松任谷は“最後の回に出る”と約束しているそうですよ」

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